耐久レースは今年も赤いブルーバード510が優勝
スプリントも耐久も制した驚異的な運動性能を誇るブルーバード。 |
石原裕次郎主演のラリー映画『栄光への5000キロ』でもお馴染みのこの車は往年のクルマファンにはお馴染みだろう。世界で最も過酷なラリーのひとつ、サファリラリーを制した名車である。
ポルシェにはストレートで負けるがラリー仕込のクイックなコーナリングはサーキットでも光り輝いていた。
毎年登場するジャガーはサーキットで異彩を放つ
ジャガーMK2 3.8。 クラシックマシンをメンテナンスしレースに出場させるオーナーの方の情熱に乾杯! |
サーキットには縁遠いイメージのフォルムを持ったスポーツサルーン「ジャガーMK2 3.8」は、まさにサーキットを走るイモムシのようだ。走る姿は愛くるしく親しみやすい上に今もサーキットランナーの心をとらえて放さない不思議な魅力を持った1960年代を代表するジャガーである。
冬の鈴鹿に登場した旧車・名車たち
セリカ1600GTVは耐久レースに出場した。 |
今年も注目を集めていたトライアンフ TR4。 |
ダットサン・フェアレディ2000。 |
フィアットアバルト124。 |
70年代のスポーツカーレース最盛期を彷彿とさせるデザインが施されたネオヒストリックマシン、ヴィヴァーチェ。 |
ネオヒストリックレースに昨年登場したヴィヴァーチェ7。そのデザインはまさにト●タ7!? |
ドナーゲが製作したオリジナルマシンが走行会に登場。その姿はまるでグループCカーだ。 |
「夢のスーパーカー展」で一際人気だったのはロータスヨーロッパ。今も元気にサーキットを走れる。 |
様々なレーシングカー、ヒストリックカーが駆け抜けた『新春ゴールデントロフィーレース』の開催日は暖冬の影響で比較的暖かい1日となった。オーナーとレース仲間たちは懐かしいクルマを走らせることに興じ、スタンドの観客も熱心にレースに見入っていた。
ヒストリックカーレースは全国様々なサーキットで開催されているが、鈴鹿では年に1回のこのイベントのみだ。オーナーさんたちの「新しいサーキットよりも鈴鹿を走らせたい」という声も多いそうなので、ぜひ前向きにヒストリックイベントを開催して欲しいものだ。
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