新春恒例のヒストリックカーレースが開催

ピットボックスに収まるスカイラインGT-R。
まず、こんな時期に鈴鹿でレースが行われていること自体が不思議?
鈴鹿サーキット、新春の恒例イベント『鈴鹿新春ゴールデントロフィーレース』が今年も開催され、懐かしい車が元気に冬のサーキットを駆け抜けた。

アマチュアレースであるため、イベントとしてはあまり知られていないレースであるが今年で9回目を迎える恒例のヒストリックカーレース大会である。


古き良き時代の香りが漂うレース

ヒストリックPSクラスのレースには22台ものマシンがグリッドに並んだ。
『鈴鹿新春ゴールデントロフィーレース』ではヒストリックカーの50分耐久レースをメインに様々な名車が登場するレースが開催される。

車の年式も違えば、エンジンの排気量も異なる車がレースをするため、明らかに差の付くレースもある。しかし、年季の入った車だけにスターディンググリッドでご機嫌を損ねることも多く、予選のタイム通りにレースが運ばないのもヒストリックカーレースならではの光景である。

ヒストリックFクラスで優勝を飾ったフェアレディ240ZG。オーバーフェンダーの迫力がいかにもレーシーな雰囲気を持っている。
スカイラインGTやフェアレディ240ZGなどが出場したヒストリックFクラスの決勝レースではエントリーは5台と少なかったものの、予選で圧倒的な速さを見せたスカイラインGTがフォーメーションラップでスタートできずにピットスタートになったことで、猛烈な追い上げのレースが見られた。結局、フェアレディ240ZG(吉田政美)がスカイライン(谷口行規)を押さえ込んで優勝したが、最後の最後まで気の抜けないテール・トゥ・ノーズのバトルが見られた。


憧れのスポーツカーも鈴鹿を走った!

フィオレンティーナ470クラブ主催の走行会に参加したランボルギーニ・ガヤルド。
「鈴鹿ゴールデントロフィーレース」では車に関るエンジョイクラブ、フィオレンティーナ470クラブが主催する走行会も開催された。ランボルギーニ・ガヤルドやフェラーリF360などのスーパーカーの他、ロータス・ヨーロッパ、コルベット・スティングレーなどの懐かしい名車も元気に走行し、観客はフェラーリなどの甲高いエンジンサウンドに酔いしれていた様子だった。

イベント広場に展示されたフェラーリをはじめとするスーパーカーの数々。
また走行を終えたスーパーカーたちはグランドスタンド裏のGPスクエアに展示され、『夢のスーパーカー展』と題し、車の紹介も行われた。スーパーカーの前で子供達は笑顔で写真に収まるなど、たまたま遊園地に遊びに来ていた多くの家族連れにとってはまたとない鈴鹿ならではのサプライズとなったようだ。

次のページでは『鈴鹿新春ゴールデントロフィーレース』で見られた名車、珍車の数々をご紹介していこう。