モータースポーツ/その他のモータースポーツ関連情報

「匠(たくみ)」が愛したレーシングカー

オフフェスのさきがけイベントであるNISMO FESTIVALが10回目の開催を迎えた。極寒の富士スピードウェイに大観衆が詰め掛け、今年も新旧のレーシングカーがエンジン音を奏であった。

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2006

懐かしいグループAマシン、カルソニックスカイラインも星野一義のドライブでサーキットを疾走した。
今年のオフシーズンフェスティバルのラストを飾るイベント『NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2006』が12月3日(日)静岡県・富士スピードウェイで開催された。

今年も今シーズンを戦ったSUPER GTマシンをはじめ、グループCカー、グループAスカイライン、マイナーツーリング、そして60年代の「日本グランプリ」を戦った伝説のレーシングカーなど多彩なマシンがサーキットに登場し、28000人もの観客が様々なエンジンサウンドに酔いしれた

幻のレーシングカー、R383が初走行!

「ブブブ、ブワンッ グワウン!」

ピットで爆音が鳴り響き、30年以上前のモンスターがその息を吹き返した。
NISMO FESTIVAL、今年最大の見所は伝説のマシンR383のデモ走行だ。
60年代後半に大きな盛り上がりを見せた「日本グランプリ」に本当は登場するはずだったが、自動車メーカーが排ガス規制の対応に追われ、レースに出ないままサーキットから姿を消した「幻のレーシングカー」

それがニッサンR383だ。

ニッサンR383はレストアされて美しい姿を披露。ドライバーは長谷見昌弘。

次ページでは懐かしのグランプリマシンの走行をレポートします。
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