第29回コカコーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース
久々にMOTO GPライダーの参戦が予想される今年の8耐は例年に無い盛り上がりとなるはずだ。写真は昨年のスタートシーン |
鈴鹿の夏は耐久レースが毎週末のように続く。4輪、2輪の大小様々な耐久レースが開催され、朝から晩までスケジュールがびっしり。レースアナウンサーとして仕事をしていると、夏はとにかく体力勝負なのです。しかし耐久レースには必ずと言っていいほど何らかのドラマがあって、感動をもらう度に暑さを吹き飛ばしてくれます。耐久レースの後の夕方から夜にかけての涼しい風は格別に気持ちいいものです。
鈴鹿の耐久レースで最も有名なのは「鈴鹿8耐」。かつては日本の4大バイクメーカーがグランプリライダーを擁し、ワイン・ガードナー、ウェイン・レイニー、ケニー・ロバーツ、マイケル・ドゥーハンらの英雄達が1戦限りのスポット参戦でも驚愕のパフォーマンスを披露しました。今年はMOTO GPのアメリカGP(ラグナセカ)の翌週に8耐が開催され、グランプリともスケジュールが重なっていないことから、久々にGPライダーの参戦が期待できます。またワールドスーパーバイク(SBK)にも数多くの有力日本人ライダーが参戦していますが、彼らのも日本凱旋レースとして参戦が予想されています。今年の8耐は例年以上に熱いラインナップとなることは間違いないでしょう。
全国のラジオ局が地元チームを応援!
グランドスタンドのS2指定席からラジオ局応援団の熱い声援がライダーと地元チームに送られる |
今年も情熱を持ったプライベートチームが全国から数多く参戦。今年は全国のFM/AMラジオ局が地元チームを強力サポートし、鈴鹿8耐を盛り上げることになりました。グランドスタンド(S2指定席)に『ラジオ局チーム応援シート』が設けられ、それぞれのステーションのパーソナリティーが応援団長となり地元リスナーと共に応援します。各ステーションは大会までの間、様々な8耐の情報、チームの紹介などをオンエアを通じて紹介し、当日は趣向を凝らしたラジオ局ならではのグッズを応援シート購入者に提供してくれる予定です。トップチームのレースの動向も気になりますが応援する対象を増やし、いろんな角度から鈴鹿8耐を楽しめばきっと例年以上に8耐の面白さを知ることができると思います。
ラジオ局チーム応援シートの参加ステーションは以下の通り
K-MIX(静岡)/ FM AICHI(愛知)/ ZIP-FM(愛知)/ 東海ラジオ(愛知)/
Radio i(愛知)/ レディオキューブ (三重)/ アルファステーション(京都)/
FM802(大阪) / 和歌山放送(和歌山)/ ラジオ関西(兵庫)/ FM FUKUOKA(福岡) /
ラジオ局チーム応援シートについて詳しくはコチラ
僕自身も京都のFMラジオ、アルファステーションでDJとして地元チームと地元有力ライダーを応援します。番組で8耐情報を発信する他、8耐専用ブログで地元チームの動向を紹介していくので関西のファンの方はチェックして頂きたい。レース当日はレースアナウンサーとしての参加になるため、中立の立場でピットから情報を熱くお伝えしていく予定です。
30回記念大会を前に新しいステージに向かう「鈴鹿8耐」
今年は大いに盛り上がることは間違いない。昔、観戦した経験のある方も一度も観戦したことがない方も今年は進化する夏のイベント「8耐」を一緒に楽しみませんか??
<関連リンク>
コカコーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース
ラジオ局チーム応援シート