エコ派ですら心揺さぶられる

ランドクルーザープラド
例えれば、“登山靴で街中を歩く”ような乗り味の日本車クロカン4WDだが、新型プラド「TX」に冠しては、抜群に乗り心地が良い(写真は4リッターV6搭載モデル)

日本車のクロカン4WDと言えば、一般的に「フワフワであると同時にドタバタした乗り心地」を持つ傾向。道路の継ぎ目などを通過すると、重いタイヤが「ぶるぶるっ」っと震えるのだ。登山靴で街中を歩く感じ、と言えば何となく解っていただけるだろうか? それでいてコーナーじゃ大きくロールするのだ。

しかし! 2.7リッター4気筒エンジンを搭載するトヨタ・ランドクルーザープラド「TX」(330万円)のハンドルを握って走り出すや「何これ?」であります。驚くほど質感が高いのだ。乗り心地が抜群に良い。道路のデコボコやギャップなどからくる「ツキ上げ」をほぼカンペキにシャットアウト出来てたりして。

ランドクルーザープラド
ステアリングフィールやブレーキタッチも秀逸の仕上がり。2.7リッターモデルに関しては、現時点での世界最良のクロカン4WDだと推奨できる実力を持つ

ウソ偽り誇張無く、レクサスまで含めたトヨタ車の中で最も乗り心地の質感が高い。信じられなければ、ぜひディーラーで試乗して欲しい。毎日通っている道を走ったなら、乗り心地の快適さに感激しちゃうかもしれません。エコ派の私ですら「遊びの相棒として買うか?」と考えてしまったほど。

乗り心地だけでなくステアリングフィールやブレーキタッチまで洗練されている。間違いなく現時点で世界最良のクロカン4WDだと推奨しておく。感心しつつ4リッターV6搭載モデルに乗り換えてみたら、こちらは平均的な日本製クロカン4WDの乗り心地でありました。