ハイブリッド車が活路を見出す
車速、レーン情報などを最小限の視線移動で確認できる「ヘッドアップディスプレイ」や白色有機ELを採用した「マルチインフォメーションディスプレイ」など、ドライビングに集中できるコックピットに仕上がっている |
絶対的な動力性能もチェックしてみた。アクセル全開で加速すると、誰でも「速いですね!」と驚くレベル。シートの背中に上半身の加速Gを明確に感じるほど。ワインディングロードを走った時の立ち上がり加速や、追い越し加速の速さも素晴らしい!しかも変速ショックはほとんどなく滑らか。
足回りだって良く仕上がってます。新しい世代のKYB製ショックアブソーバーを採用しているらしく、日本車とは思えないくらい高い質感を持つ。多少荒れた路面を走っても、足回りがキチンと動いて吸収してくれるというイメージ。このくらい乗り心地良ければ高価な輸入車じゃなくても満足出来る。
車間距離制御付きクルーズコントロールをセットし、静かなで乗り心地良いキャビンで“まぁまぁの音”を鳴らすマークレビンソンのオーディオ聴きながら走っていると、けっこうな満足を得られることだろう。レクサスもやっと納得できるレベルのクルマを作れるようになった。
日本での販売開始以来、苦戦続きのレクサスながら、先日紹介したIS250CやRX450h、そして間もなく発売となるハイブリッドセダンのHS250hで販売も上向きになると思う。一度くらいレクサスのディーラーを覗いてみてはいかが?