
日本仕様のカローラはビッグマイナーチェンジ?
新型カローラを海外メディア風に表現すれば「スキンチェンジ」というカテゴリーになる。というのもシャシやエンジンは先代カローラのキャリーオーバー(流用)だからだ。「マイナーチェンジ以上フルモデルチェンジ未満」をイメージしてもらえばよかろう。
ちなみに海外向けカローラは(10月23日に発表されたオーリスの派生車)、新しい世代のシャシを使う「本物のフルモデルチェンジ」となる。なぜ日本だけ旧型車のシャシを使うかというと、車幅の問題。今やカローラが属す『Cセグメント』(VWゴルフやマツダ・アクセラのクラス)は、全て車幅1770ミリ前後の3ナンバー車。

その代わり衝突安全性を大幅に向上させ、燃費の良いCVT(無段変速AT)も採用。ライバルと全く遜色のないスペックを持たせてきた。今回はチェック出来なかったけれど、実用燃費は限りなく10・15モード燃費に近い数値を出せると言うから驚く。