難しいことは何ひとつない
ストレートでアクセルを踏み込み、コーナー手前でブレーキを踏む。その操作だけで速く、安全に走れる |
SSTのスイッチを「スポーツ」にした以外、全て標準の状態でサーキットを走ってみた。アクセルを床まで踏み込むと「スポーツカー初体験」の人なら悶絶するような加速が始まる! 昨日免許取ったような人でも、エンジンは7千回転までキッチリ回り、ベテランドライバーと同じ速さ&スムースさでシフトアップしていく。
コーナーが近づいてきたら思いきりブレーキペダルを踏み込めばOK。ブレンボ製の高性能ブレーキを採用。電子制御によって最高の性能を発揮するようコントロールしてくれる。もし横滑りしそうになったら、これまた姿勢制御装置が4つのタイヤに対し、ブレーキ掛けたり駆動力を掛けたりして元の姿勢に戻してしまう。
搭載ユニットは2リッター直4ターボ。280ps/6500rpm、43kgm/3500rpmをマーク |
つまりアクセルを床まで踏み込み、コーナー手前で強くブレーキ踏み、行きたい方向にハンドル操作すれば、どんなクルマより速く、しかも安全に走れてしまうのだ。じゃビギナードライバーがそんな運転を出来ると聞かれれば「いいえ」。クルマの限界のはるか手前で気持ちが折れるハズ。
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