託児サービスがなんでこんなに安いの?
子供をのびのびと遊ばせてくれる「マザーズ」の託児サービス。0歳児には終始マンツーマンでシッターが対応(写真は国立劇場の託児室) |
まず驚くのがそのお値段。託児料金は利用する施設やイベントによっても異なりますが、2時間で1000円(2歳以上)程度というものが多く、通常高額となってしまう0歳児でも2時間で2000円~3000円程度と驚きの料金体系なのです。
では、なぜこんなに安いのか……。それは各施設やイベントの主催団体がスポンサーとなり、託児料金の一部が補助されているからなのです。そのため、料金は格安でもサービス内容は充実。スタッフは有資格者か子育て経験者で、0歳児はマンツーマン、1歳児は子供2人に対してシッター1人、2歳児以上は子供3人に対してシッター1人以上の割合でみてもらえるという安心の体制。アレルギー対応や障害のある子供に関しても相談にのってもらえるのだそう。
元々は主婦がはじめたこのサービス。母親の不安にも理解があるので「不安に思われることは事前にご質問いただくようにしています。仮設のキッズルームを使用する時には、どんなところなのかとか、0歳児をお預かりするときにはベビーベッドはありませんがシッターがマンツーマンで対応し、抱っこをしながら過ごしている、というような説明もさせていただき、納得していただいてからお子様をお預りするようにしています」と話すのは同社代表の二宮さん。
利用する施設内での託児は、子供を預けるのも迎えに行くにも便利なので、時間を有効に使えると好評です。利用者の満足度も高く、リピーターも年々増加しているのだそう。