無敵の新トラッド旋風！2008-09秋冬NYコレ(4ページ目)

レディライクな量感あるデイリードレス

■Erin Fetherston（エリン フェザーストン)
■Dennis Basso（デニス バッソ）


フラワープリントのミニドレスはまだまだ人気続行。秋冬は今まで以上にアートフルでノスタルジック、フォークロアな印象。いかにもカワイイ感じの花ではなく、グラフィカルで神秘的な花柄で大人っぽく仕上げています。シルエットもウエストを強調したボリュームに変化を出したドレスです。


■Betsey Johnson（ベッツィ ジョンソン）


リアルドレスがさらなる昇華を遂げました。鮮やかな赤も気になるネクストシーズン。こちらはふんわりとボリュームを持たせ、ウエストをベルトでマーク、下半身はシャープ＆ロマンティックの洗練シルエット。逆の「フィット＆フレア」のクチュール風テイストで魅せるドレスもデイリーウエアとして提案しています。


■Milly（ミリー）
■Vivienne Tam（ヴィヴィアン タム）


派手に見られがちなヴィヴィッド色を使いながら、艶やかな素材で軽快なお嬢様ルックに仕上げています。マゼンダピンクが素敵。ふんわりボリュームでウエストを細く見せる作戦。毛皮のようなリッチ素材との組み合わせで、遊び心のあるエレガントな匂いを漂わせています。


■Akiko Ogawa（アキコ オガワ）


オーガンジーのような透ける素材を重ねた、ラッピング風のドレスも人気を集めています。秋冬はこのようなワンピースの上には、バルキーなロングカーディガンや、牧歌的なシャギー素材など、どこかノスタルジックな表情の対照的なアイテムで合わせて、温もり感を出す着こなしが参考になりそう。


■MISS SIXTY（ミス シックスティ）


裾までボリュームたっぷりのマキシ丈ドレスもデイリーウエアに。小物使いでさらに進化しました。ウエストはきちんと細さを強調して、エレガントに魅せますが、カジュアルなニット帽、グローブといった遊び感のある小物をプラスして、軽快なスタイルに仕上げています。


次のページでは、マスキュリンとレディスタイルが交差するスタイルと、NYコレクション会場に現れたセレブが登場します！