無敵の新トラッド旋風！2008-09秋冬NYコレ(3ページ目)

フォルムや素材豊か。進化する主役級コート

■DEREK LAM（デレク ラム）


冬のおしゃれに欠かせないコート。次の冬前に手に入れたいコートは、ベストのように袖のないスリーブレス・コートや、短い袖のショートスリーブ・コートです。シルエットは広がりすぎず、マニッシュで構築的。着こなしはモダンに。量感あるコートの袖からのぞくグローブやブラウスが、フェミニンな腕を演出してくれます。


■Ports1961（ポーツ1961）
■Reem Acra（リーム アクラ）


「ファー」はさらに進化しました。毛皮ならではの毛足のボリュームは冬場のレディーには欠かせません。ショール風に首周りを華やがせたり、ジャケット風にウエストをベルトでマークしたり、遊び心がいっぱいです。寒い冬には、華やかさと防寒を兼ね備えるファーが、ますます手放せません。


■DIANE von FURSTENBERG（ダイアン フォン ファステンバーグ）


「コートの上からウエストマーク」の図式が定着。太ベルトに変わって細ベルトでマークするのがポイントです。ランジェリーのようなセクシーなワンピースに、ルーズなボリュームカーディガンや、重量感あるコートなどを重ね、フェミニン＆マスキュリンのテイストミックスを楽しみましょう。アウターの上からウエストを強調する、キリッとした着こなしは参考になります。


■Verrier（ヴェリエ）


コートも毎日着替えたい！そんな気分にさせてくれる、ワンピースのように着たい主役級コートが続々と登場します。レトロテイストの素材使いやシルエットはレディ感を高めてくれるはず。存在感タップリのドレス風コートは冬の新リアルクローズなのです。


■nanette lepore（ナネットレポー）
■rebecca taylor（レベッカ テイラー）


ラスティック（素朴）な素材感のコートも多く登場します。一見、野暮ったい感じのブークレー素材や、色褪せたようなオールドローズ色などが逆にラグジュアリーに見える次シーズン。素材とは裏腹に、フォルムはフェミニン。しなやかにエレガントに着こなしたい。


年間を通して衰え知らずのワンピース人気。次のページでは、デイリーウエアとして提案しているエレガントな軽やかドレスをご紹介します！