脱・黒！カラフル女が続々！2008春夏NYコレ [レディースファッション] All About

マニッシュやスポーツをエレガントに


3.1 Phillip Lim	2008年春夏NYコレクション

春夏にイチオシしたいのが、このようなフェミニンなワンピースの上にマスキュリンなテーラード風ジャケットを羽織るコーディネート。今までにない、全く新しいバランスが楽しめるハズ。ワンピを「カワイイ」で終わらせないで、ピリリと引き締めてくれます。特にオシャレ上級者にオススメしたいのが、カラージャケット。パープルやレッド、イエローなどヴィヴィットな色のジャケットで差を付けて！

■alice+olivia（アリス＋オリビア）


alice+olivia	2008年春夏NYコレクション

オールインワン（つなぎ）も次シーズン目に付く注目アイテムです。男の子のワーキングウエアみたいな物から細身シルエットまで多種多様。ワンピース感覚で着れば、あまり抵抗ないかも。ショートパンツも引き続き人気ですが、トップスにフェミニンな物で合わせて、ウエストにインして上品に見せるのが新しい。

■Lyn Devon（リンデヴォン）


Lyn Devon	2008年春夏NYコレクション

スポーティーなアイテムをエレガントに仕上げる着こなしもネクストスタイル。ストレッチ系の伸縮性ある素材でも、ドレープ感を持たせたり、カラフルな色を使い、ソフトな印象になります。マキシ丈ドレスもスポーツテイストなら簡単に普段着仕様に。ワイドパンツもハイウエストにシフト。

甘さを抑えたロマンティック

■JOVOVICH-HAWK（ジョヴォヴィッチ・ホーク）


JOVOVICH-HAWK	2008年春夏NYコレクション

マストカラーの筆頭格として挙げたいのが、ピンクやモーヴ、ラベンダー色。まるでランジェリーのようなシフォンや透け感のある素材は、甘さを抑えて艶やかに。フリフリした愛らしさではなく、縦に流れるようなシルエットでスッキリフェミニンに。ウエストを強調したロマンティックなシルエットにも注目！

ファッション界の大御所やセレブも続々！


ご存じ、映画「プラダを着た悪魔」の鬼編集長のモデルとも噂をされた米「VOGUE」誌の編集長アナ・ウィンター氏！NYコレクション会場では毎日のようにお見かけしました。	アートとファッションの融合の最先端をいち早く試み、世界中のクリエーターやファッション業界人も一目置く人物がこちら。アート＆ファッションの超高級誌「ヴィジョネアー」の編集長で米「ハーパーズバザー」誌のクリエイティブ・ディレクターのスティーヴン・ガン氏とも遭遇！


有名メゾンのショー会場では、そうそうたるセレブが続々と。「マランドリーノ」のショーにはジャネット・ジャクソンが登場！最旬トレンド「ダンディーレディー」ルックがとてもお似合い。	映画「バイオハザード」シリーズで知られ、日本でもファンが多い女優ミラ・ジョヴォヴィッチ！貴重な出産間近の妊婦姿です！「ジョヴォヴィッチ・ホーク」の展示会場でパートナーデザイナーのカルメン・ホーク氏と。

とても気さくに話してくれたミラ。
表情もキュートで凄くかわいかった！日本が大好きなんだそうです。何だかうれしいです。

ガイドが個人的にファンでもある「ジョヴォヴィッチ・ホーク」。もともとヴィンテージが大好きだったというミラ・ジョヴォヴィッチとカルメン・ホークが立ち上げただけに、ヴィンテージからインスパイアされた「本気ブランド」。展示会場では、ミラとじかにお会いでき、話せました！　ガイドにとって最高のプレゼントとなりました。

2008年春夏NYコレクションはいかがでしたか!?　色や素材などグッと変化はありますが、基本的に上品でフェミニンなスタイルの流れは続きます。
オススメのスタイリングは
■テーラードジャケット＋ワンピース
（チュールなど透ける素材やアートフルなプリントのワンピースにメンズ風のテーラードジャケットの合わせ。甘さが抑えられ、ピリッと引き締まります。）
■細ベルトでウエストマーク
（秋冬の太ベルトから春夏は細ベルトへシフト！ワンピースやタイトスカートに細ベルトでウエストマークがオススメ。）
■ウエストにイン！
（久しくダサイ…!?と敬遠されていた着こなしが復活!?　ふんわりブラウスやTシャツを、ハイウエストのボトムにイン！）
■上級者はサルエルパンツやジョッパーズ、オールインワンなど挑戦してほしいところです。

【写真協力】
Akiko Ogawa
DEREK LAM
Malandrino
Narciso Rodriguez

※そのほかはガイド自身が撮影したものです。すべての写真の無断使用を禁止させていただきます。