カラーコーディネート/カラーコーディネート関連情報

エコカー元年!深化するエコロジーカラー(3ページ目)

流行色は、ファッションから始まり、インテリアや家電、自動車などに伝播していくといわれていました。しかし現在は自動車のカラーがもっとも進んでいるともいわれています。エコカラーの最前線をご紹介します!

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド

ファッションカラー賞:日産「キューブ」
クラフトダンボール(メタリック)×ラウンジブラウン

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ファッションカラー賞:日産「キューブ」クラフトダンボール(メタリック)ファッションカラー賞:日産「キューブ」クラフトダンボール(メタリック)
クルマにとって新鮮な天然中間色、「素色(すいろ)」をテーマに、高い質感とより自然な親近感を効果的に表現。ダンボールというモチーフを使ったユニークな着眼点、ブラウン系の色相がトレンドになりつつあることも踏まえて、ファッションカラー賞に選定されました。

松本:
オートカラーアウォードは、さまざまな専門分野の方が審査員をなさっていますが、どのような基準で審査が行なわれるのでしょうか?

大野さん:
オートカラーアウォードの審査委員は大きく2つに分かれます。

グランプリとファッションカラー賞の審査委員は、ファッションやプロダクツデザインなどの自動車以外の分野カラーデザインの専門家にお願いしております。委員長含め7名で構成されます。

グランプリ、ファッションカラー賞ともに以下のような基準に基づいて審査をしています。
●エクステリアとインテリアのカラーが優れたものであるか、また調和しているか
●新たなカラーデザインへの開拓性に富んでいるか
●今後の自動車も含めたカラーデザインへの影響力があるか

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ファッションカラー賞:日産「キューブ」ラウンジブラウンファッションカラー賞:日産「キューブ」ラウンジブラウン
インテリアは、クラッシュ加工を施し、洗練さとリラックス感のあるムードです。

松本:
ファッションカラー賞の審査のポイントについてお話いただけますか?

大野さん:
ファッションカラー賞では、特に時代性が感じられるものを選んでおり、時代の価値観やライフスタイルを表現しているか、また消費者のライフスタイルへ影響力があるか、といったこともポイントになります。

松本:
もうひとつの審査委員はどのような審査を行なうのでしょうか?

大野さん:
もうひとつは、JAFCAの自動車色彩分科会が行なう「オートカラーデザイナーズセレクション」があります。これにはエクステリア部門、インテリア部門、企画部門、技術部門の4つの部門があります。自動車のカラーデザインのプロならではの厳しい視点で選ばれます。

⇒次は、20 ~ 40 代女性がメインターゲット。審査委員特別賞を受賞した、ヨーロッパ発ジャパニーズデザイン、スズキの世界戦略車「スプラッシュ」をご紹介します!
※下の画像をクリックして、各ページの詳細をご覧ください!
グランプリファッションカラー賞審査委員特別賞
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