今回は、ターコイズの魅力に迫ります!(画像をクリックすると大きな画像がご覧になれます。) |
ターコイズはグリーンとブルーの中間の色、海の色がブルーに見えたりグリーンに見えたりするように美しく境目のない色です。一見クールな印象ですが、自由な感性や想像力などのびやかな性格を感じる色。どこかクリエイティブな雰囲気も感じられます。
さて、ターコイズといえば、トルコ石。トルコ石はネガティブな感情を吸収し、災難の身代わりになってくれるという言い伝えがあります。今年は、トルコ石など天然石を使った様々なアクセサリーが登場していますが、やはり、本物を身につけたいもの。今回は、アメリカ西海岸でネイティブアメリカンジュエリーの技法を学び、丁寧な作品づくりに定評のあるジュエリーアーティスト、高瀬豪太さんにお話を伺いました。
ターコイズ~水の色、空の色
クロスモチーフのペンダントヘッド(画像をクリックすると大きな画像がご覧になれます。) |
高瀬:ネイティブアメリカンにとってターコイズは水の色、空の色に由来することから、神聖な石とされています。ナバホ族ではターコイズを幸運のお守りにしていて、災いから身を守るものとして人がたくさん集まる場所(例えば町など)に行く時に、必ず身に着けると言われています。シルバーは、ターコイズをはじめとするカラードストーンとの相性がいいですし、スタンプワーク、フェザーモチーフといった、シルバーに模様を刻みこむネイティブアメリカンならではの技法もあります。
ナジャは子孫繁栄のお守り(画像をクリックすると大きな画像がご覧になれます。) |
高瀬:ナバホのシルバー技術は、昔、スペインの彫金師から伝わっているので、例えばクロスのようなスペインの宗教的なモチーフなども取り入れられています。また、カボチャの一種であるスカッシュの花をモチーフにした「ナジャ」は、子孫繁栄のお守りとして女性が身に着けることが多いですね。
次は、ターコイズのカラーバリエーションについて
お話を伺いました!