バイリンガル教育をしたい親はここに気をつける!
ノーラさんとガイド清水。2時間ほどのインタビューでしたが、内容の濃いお話を伺うことができました。 |
■「英語」というツールを何のために欲しいのか?
■その子供の人生に「英語」がどういう役割をもつか?
■発音を重視するのなら、年齢が大切。
「でも、バイリンガル教育にとらわれないでほしい」
と、ノーラさん。
「“三つ子の魂百まで”といいますが、これは子供の身体に文化が染み込むという意味です。20代、30代になってから、自分の行動のルーツが分かります。その人のもつアイデンティティは変えられないですね。つまり、日本で日本の文化を身に付ければ、たとえ英語が流暢に話せても文化の部分は日本人です。」
子供自身が乗り越えなければならない壁がある。
さぞや、ノーラさんのバイリンガル子育てが功を奏し、子供たちは簡単にバイリンガルになっているのかと思えばそうでもなく、「英語」を話せるようになるまで苦労しています。
現在、息子さんは大学生、娘さんは高校2年生です。彼らは生まれたときからノーラさんのバイリンガル子育てで、それなりの環境は整っていました。そして、ご主人の転勤により、NYへ。この当時、息子さん15歳、娘さん11歳でした。