<ガミガミ英語の効果とは?>

「子どもは英語でしつけなさい」(戸張郁子著:情報センター出版局)という本があります。子供にガミガミ日常的にお母さんが言っている言葉を英語にしたフレーズ集です。その他、この本のシリーズとして「子どもに英語でこたえなさい」「子どもと英語をきたえなさい」「子どもと英語であそびなさい」「子どもとYesかNoではじめなさい」があります。タイトルからにして命令口調の英語ですね。

著者の戸張さんは「お母さんのガミガミ英語」を主宰する方です。

戸張郁子さんへのインタビュー

1)戸張先生の御著書「ガミガミ英語」シリーズは現在大人気となっています。まず、本をお書きになったキッカケを教えてください 

まず英語も日本語のようにまず母親が使っていけば子どもが自然に身につけるのではないかと思ったこと。(バイリンガルの友人が彼女の子どもに英語で話しかけたのを見て気づきました)けれども「自分がよく子どもに対して使う言葉」にあたる英語表現集が書店で見当たらなかったこと。ビジネスマン、学生向けのフレーズ集はあったのですが…。そこでじぶんのためのフレーズ集をまず作成しました。

2)「ガミガミ英語」はママの子育て英語ですが、ご自分が英語子育てをしたい一番の理由はなんでしょうか?

これから、うち(自分が、という質問でしたので、あえて我が家の子どもと言いますが)の子どもたちは英語に出会わずには生きていけないことが明らかです。どうせ出会うものであれば、きらいにならないでほしいというのがまずひとつ。それからどうせ学ぶのであれば、使ってほしいとおもうからです。机上の学問のままにしてほしくないですね。

(3)読者からはどんな反応がありましたか?

英語の教室や教材、インターナショナルスクールの学費が高すぎるということへの共感、デイリーに使ったことによる効果の実感が多いです。でも「やりたくてもなかなかできない」という声ももちろんあります。

4)戸張先生がよくお使いになる「ガミガミフレーズ」は何ですか?

Hurry up!

Did you brush your teeth?

Turn off TV.

Too much video game!

Did you finish your homework?

Act your age.

  *Why didn’t you tell me that earlier?

  などなど。

(5)一般のお母さん方に「子育て英語」を教授されておられますが、まったく英語が出来ないお母さん方にはどのような提言をされていますか?

「まったく英語ができない」と思わないこと、と言います。実際まったく英語ができないわけがないので。ほかの言語と比べてみればすぐわかります。「イタリア語」「フランス語」となるとまったくできない人もいるでしょうが。私だってそうです。

6)お子さんとの英語でコミュニケーションしていて一番楽しいことは何ですか?

おおやけには教えられない表現などを教えて、それを子どもがマスターしたときですね。

(7)英語を学んでいる子供たちに将来どのような大人になってほしいと思いますか?

英語に対しても日本語に対してもよく耳をかたむけることができる大人。英語でも日本語でも自分の気持ちをはっきりと伝えることができる大人ですね。

(8)「子供の脳に期待している」とお書きになっていますが、具体的にどのようなことなのか教えてください。

母親が英語と日本語をまぜまぜに話していても、子どもはそれぞれが「いまのは日本語」「いまのは英語」と区別できているということです。大人は「混乱するのでは」と心配しますが。

(9)子供たちとの面白いエピソードなどがありましたらお願いします。

つい先日まで放映されていたドラマ「プライド」最終回で、ラストに流れてきた主題歌「Born to love you」を息子とふたりで聞こえるままに大合唱したことです。息子はてきとうに歌っているんですが、けっこうあっているところもありました。この歌に限らず、エアロスミスが歌った映画「アルマゲドン」の主題歌とか、英語のポップスに耳を傾けるところは、私の子ども時代とはまったく違うな、と感じます。

10)戸張先生の人となりを知りたいのですが、趣味、特技、ポリシーなどお応えいただければ幸いです。

 基本的にはミーハーです。ワイドショーやドラマが好きですし、アーティストや映画、ファッションにも興味があります。サッカーやオリンピックなどスポーツも大好き。趣味は英語フレーズ集めですね。座右の銘はMothers, be ambitious.お母さんよ、大志を抱け。です。でも最近は、サッカーオリンピック代表の平山相太選手のポリシー「謙虚」がいちばん大切と感じています。英語でいうとmodestyとかhumblenessでしょうか。

インタビュー終わり

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