子供の英語教育/子供英語関連情報

がんばっている人にインタビュー 行こうよ!親子留学へ(2ページ目)

「英語子育て」といっても人によって千差万別。他の人はどうやって英語子育てをしているの?成功する秘訣は?などの疑問も多くありますね。さて今年はがんばっている人に注目します!

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

さて、現在熱心に英語子育てをしている中村さんだが、以前は児童英語にはぜったい関わらないと決めていたそうだ。それはこんな理由である。

彼女は以前ある大手英会話スクールで英会話講師をしており、そこで幅広い年令層に教えていた。その英会話スクールで子供用英語教室を作ることになり、児童英語のノウハウも知らないまま、なりゆきで子供たちを教えることになったが、彼女はそこで子供たちに英語を教える難しさを身をもって知ったのだ。そもそも子供は英語を勉強しようとまじめに取り組むわけではない。まず、英語学習へのきっかけづくりからスタートして、しつけと学習を同時に行っていかなければならない。そんなこんなでしだいに彼女はレッスンに苦痛を感じるようになっていった。わがままな子供たち、言うことを聞かない子供たち、英語能力の進歩が見られない子供たちにいらだち、また、自分自身の熱意喪失を感じて児童英語教育から離れてしまった。

しかし!子供が生まれてから中村さんは一変した。自分の子には英語を話させたい!と心から願うようになったのである。ここから彼女の英語子育てがスタート。試行錯誤を繰りかえしながら「子供2人の英語習得への道」を真剣に歩み始めたのだ。

彼女にとって親子留学は英語習得過程の一つの手段となっている。最初、親子留学は子供たちが希望したものではなかった。まず、彼女自身が興味をもち、子供たちに「アメリカに行きたい」という気持ち作りに徹した。アメリカのビデオを見せたり、留学に関連したお話を聞かせたりと、徐々に子供たちの気持ちを高めて行った。しかしながら、いざ始まった2週間の親子留学では、子供に幼稚園に行きたくないと泣かれてしまった。いくら順応しやすい子供だとはいえ、言葉のわからない幼稚園になじむのには時間がかかる。これも自然な反応なので特に心配はいらない。時間が解決してくれる問題にしかすぎないだろう。通っているうちに「お母さん、お顔が茶色の人も英語を話すんだね。」と子供たちが言ったとき、彼女は連れてきて良かったと大感動したそうである。

中村さん親子の留学によって彼女の周りの人たちに影響がではじめている。中村さんのように親子留学をしてみたいと思っている人たちがどんどん多くなっているという。彼女は自身で手配した個人親子留学であるが、親子留学を企画している会社も多くある。親子留学企画会社・経験談⇒ココをクリック!

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