<がんばってる人にインタビュー!>
2003年、明けましておめでとうございます!今年も皆様に良い情報をお届けできるよう努力して参りますのでどうぞ宜しくお願いします。
さて、本年、2003年は「人」に注目していきたいと思っています。子供英語教育にどれだけの「人」が関わり、またどんな努力をしているのか、また、日本の英語教育はどのような変貌をしていくのか、他分野の人々はどのように子供の英語教育を見ているのか、などガイド記事にまとめていきたい所存です。栄えある第1回はこの人です。
中村敦孔(なかむらあつこ)さん
行こうよ!親子留学へ
中村敦孔(なかむらあつこ)さんは2児の女の子のママ。彼女は親子留学を経験している。自身の子供たちとアメリカ、ロサンゼルスでの親子留学だ。きっかけはアルクの親子留学の記事を読んだからである。当時の彼女は英語子育てをしながらも漠然とアメリカの幼稚園を自分の目で見てみたい、という気持ちが生まれていた。彼女自身のこのような望みと、子供たちにも異文化に触れる体験をさせたい!と思い立ち、2001年~現在までに合計3度、子供たちに海外留学を経験させた。1・2度目は母子で、3度目はなんと父子で。夫婦そろって「英語子育て」を努力している家庭である。
よくあることだが、家族の中でママだけが英語子育てに熱心で、他の家族はそんなママを冷めた目で見ている・・・・ということをよく耳にする。しかし、中村家ではそんな心配はしなくてもよさそうだ。ご夫婦とも苦労して英語を堪能にされた経験があるため、小さな頃からの環境が英語を身につける最良の方法と信じているからだ。
彼女が親子留学で選んだ地はアメリカ合衆国。ふつう親子留学というと安全性を考慮してオーストラリア、ニュージーランドなどを行き先に選ぶのだが、なぜアメリカを選択したのだろうか。理由を本人に尋ねてみた。「理由は3つあります。1つ目は私たち夫婦は結婚当初アメリカに住んでいたのでアメリカに親しみがあること、2つ目に、ロサンゼルスを選んだのはディズニーランドなどの子供たちが楽しめる娯楽施設があったこと、3つ目は異文化を持ついろいろな人種の子供たちがいることです。」なるほど。3つ目の理由に大きくうなずける。確かに「日本には日本人」「韓国には韓国人」というような概念はアメリカにはない。子供たちが、アメリカ、多人種の中でお互いに影響しながら過ごす日々はきっと価値ある体験となったことだろう。