冬本番、温めるのは足元からと思い子供に靴下を履かせますが、いつの間にか脱いでいる……。大切な赤ちゃん・子供を冷えや風邪から守るためには、やはり靴下は履かせたほうがいいのでしょうか? そんな疑問を抱え、自宅出産の権威にして日本で最も忙しい助産師といわれる神谷整子先生に「子供の足の冷えと靴下」について取材しました。本当に参考になることばかりですよ!

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1ページ目:子供に靴下は必須?
2ページ目:ガイドオススメレッグウォーマー

子供に靴下は必須?

赤ちゃん・子供の風邪予防に足元をあたためて
大切なことは寝ている時にお母さんの手で温めてあげること
ガイド:夏に「夏を乗り切る服選び」でお話を伺いましたが、今回は冷えと靴下の関係について教えてください。ガイドも子供に靴下を履かせるのですが、いつの間にか脱いで裸足になっています。先生は私の妊娠中に、「靴下を二枚重ねて履くように」とおっしゃってましたが、子供も靴下を履いたほうがいいのでしょうか?

神谷先生:寝ている子供の足を触ってみたことがありますか? 単純に履かせるのではなく、寝ている子供の足が温かいか冷たいかで、履いたほうがいいか否か変わってきます。

ガイド:足を触ってみる? 触れてみる感じですか?

神谷先生:包み込むような感じで握ってみてください。寝ている時の足が温かい子は健康です。足が温かい→体の循環が良い→深く眠れる。成長ホルモンは寝ている間に出るので、結果成長します。

ガイド:なるほど、冷たい子供は成長しにくいということですか?

神谷先生:そうです、冷たいということは眠りが浅いということ。食べても太れない子供や、よくぐずる子供は寝ている時の足が冷たいことが多いです。

ガイド:その場合、靴下を履かせたほうがいいのでしょうか?

神谷先生:履いたほうがいいですが、それだけでは足は温まりません。眠る前や寝ている時に、お母さんが足を握って温めてあげてください。足が冷たいのを体質だと思わず、あきらめずに温めて。寝ている時の足が温かいことは本当に大切。温かい子は丈夫です。体が丈夫だと多少のことにはビクともしない強い子に育ちますよ。

ガイド:根本体質を改善しないと、履かせるだけではだめなのですね?

神谷先生:そうです、寝ている時の足をまず握って温めてあげてください。これが基本です。昼間動いている時は冷たくてもいいのです。寝ている時温かければ、冬でも靴下は履かなくても大丈夫。子供の意志に任せていいでしょう。

ガイド:そうなんですね……。登園時無理やり履かせるのですが、迎えに行くと必ず裸足で走り回っているので、「どうすればいいのだろう?」と考えていました。家に帰ったら、すぐにでも寝ている子供の足を触ってみたいと思います。

冬の着せ方注意点

赤ちゃん・子供の風邪予防に足元をあたためて
下半身をしっかりあたためることも大切
ガイド:靴下以外で、冬の着せ方で注意したほうがいいことはありますか?

神谷先生:上半身は薄着でも大丈夫。逆に下半身は温かくしてあげたほうがいいでしょう。極端な話、パンツは3枚履かせてもいいですね。子供の体質は変わりますが、「この冷え体質は生まれつき」と決めつけずに温めてあげましょう。冷たい子をそのままにしておくと、冷え性の大人になります。「きめつけない」「あきらめない」ことが大切です。

ガイド:そうなんですか……。でも、あまり着せても室内やお店は暖かくて調整が難しいのが本音です。

神谷先生:そうですね。であれば、お母さんにとって着脱させやすい服を選ぶことも大切です。暖房が効いている室内に暖かい服のままいて、汗をかいてしまったら本末転倒ですからね。

ガイド:ご多忙な中、赤ちゃんのため、子供のため、ママのためを考え取材受けていただき、ありがとうございました!

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