子供服/子供服関連情報

輸入子供服ショップ編 子供服ショップを始めたい(4)(2ページ目)

輸入ブランドといっても、ヨーロッパからアメリカ、アジア、オーストラリアなどなど世界中のブランドがネットショップには集まってきています。今回は、輸入子供服ショップについて取り上げます。

執筆者:江口 光晃

さて、海外子供服を販売しているショップをオープンしているお店のオープンした経緯は以下のものが多いようです。
1) もともと海外に住んでいる(または住んでいた)日本人のかたが、その国の子供服を気に入って、日本向けに販売したいと思ってオープンしたお店。この場合は、現地のお店で買い付けたりしている場合が多いです。
2) 海外の子供服ブランド会社と日本販売代理店契約を結んで、日本で販売しているお店。
3) 海外の子供服アパレルの展示会や会社にいき、そこで発注をしてくるショップ。(実店舗を運営しているお店はこのタイプが一番多いようです)
4) 海外の子供服アパレルの日本法人。もしくは、海外からの直接販売。
5) 海外のネットショップから買い付けて、再販しているショップ。もしくは個人輸入代行をしているショップ。

輸入子供服ショップは、非常に数多く存在しますから、これから輸入子供服ショップをオープンしたいというかたは、特に以下の点に注意が必要だと思います。
1)すでに、日本で知名度が高く実店舗もあるブランドの場合は、価格勝負になるので実店舗や他のネットショップに負けない価格で販売できるか検討が必要です。
ネットショップでも、店舗運営費(人件費)や値下げロスもありますから、十分検討が必要です。
2)日本で、あまり知られていない海外ブランドの場合は、他のネットショップであまり扱われていなければ、価格も大事ですがそのデザインが日本人に受け入れられるかどうかのほうが問題になります。
いかに、現地で人気があるブランドでも、日本で知名度がなければ、そのデザイン性で勝負しなければなりません。
ですから、日本人に受け入れられるかどうか、国内ブランドなどとデザイン面で差別化されているかどうかを検討すべきでしょう。
3)価格が高いフォーマルやドレスなどの輸入子供服の場合、ネットショップで購入するには抵抗もあるもの、その場合は「返品可」にするなどサービス面での充実が必要です。
4)海外のキャラクターやブランドを並行輸入販売する場合は、特に以下の点に注意してください。
海外の著名デザイン、ブランド、あるいは版権など工業所有権に接触していないか。
また、その製造商品は日本での販売許可がおりている正規の商品かどうか。
万が一販売した商品が偽物であった場合、刑事責任を問われることもありますし、偽者でなくても、正規ルートでない(その商品がその国内だけの販売ライセンスしかない場合)は、日本国内の権利者から販売の差し止め請求などを受ける可能性があります。

次回は、リサイクルショップについて
その後、ネットショップに関する法律面などについて取り上げたいと思います。
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