バンコクの地下鉄
BTSでカバーされていないエリアまでの延びている地下鉄の存在はありがたい
BTSに次いで、2004年バンコクにタイ初の地下鉄が開通しました。タイ国鉄の中央駅があるファランポーンからシリキット女王国立会議場まで東に進み、そこからチャトゥチャック市場(ウィークエンドマーケット)方面を北上してバンスー駅が終着駅。走行距離は20kmに及びます。料金は14~36バーツ(約42~約108円)。
今までBTSでカバーできていなかったエリアへも地下鉄が走り始めたので、更にバンコク市内移動が便利になりました。チャトチャック公園駅、スクンビット駅、シーロム駅はBTS駅にも隣接していて、乗り換えが可能です。
タッチパネル方式の券売機。窓口でも購入可能
切符の形、使い方はBTSに比べて日本とかなり違いが見られます。まずタッチパネル式になっている券売機で行きたい駅名を押すと、運賃が表記されます(英語表記あり)。BTSとは違い20、50、100バーツの紙幣なら使用可能です(500バーツ、1000バーツの紙幣の使用は不可)。券売機から切符が出てくる……と想像すると思いますが、実際に出てくるのは黒い500円硬貨大のトークン(コイン型乗車券)。実はこのトークンの中にICチップが内蔵されているのです。
このトークンをSuicaの要領で、自動改札機にピッと触れさせると扉がオープン。改札を出るときには、改札機にある投入口にトークンを入れる。そうすれば扉が開くシステムになっているのです。
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■地下鉄
運行時間:05:00~24:00
時刻表はなく約5分間隔で運行
料金:14~36バーツ(約42~約108円)