バンコクの市内交通・空港からのアクセス(2ページ目)

空港からバンコク中心部へのアクセス

スワンナプーム空港は、バンコク中心部より東へ約30キロのサムットプラカーン県に位置しています。空港を出てから市内へのアクセス方法にはタクシー、エアポートバス、リムジン、公共のバスがありますが、旅行者にとってはタクシーとエアポートバスが便利でしょう。残念ながらバンコク市内を走る地下鉄やBTSの乗り入れはありません。

空港とバンコク市内を結ぶ鉄道空港線（エアポートリンク）は現在工事が進められており、2009年12月5日（プミポン国王誕生日）に運行開始されると発表されました。運行開始から1～3ヶ月は無料で運行し、2010年前半から運賃が徴収される予定。完成すればBTSパヤタイ駅から乗り換え、空港まで乗り入れることになります。

タクシーでバンコク市内へ

空港からタクシーに乗る場合は、空港内2階のパブリックタクシー乗り場から。渋滞がなければ所要時間は約30～40分、料金は約300バーツ（約810円）前後です。タイではすべてのタクシーがメーター制でなのすが、空港発の加算料金50バーツ（約135円）と高速料金を別途払う必要があります（メーターに表示されている料金はこれらの加算料金込みではありません）。高速料金は降りる場所によって異なりますが、70バーツ（約189円）程度を目安に。

市内までのタクシー料金は日本に比べて安く、ホテルの入り口まで行ってもらえるので、ホテルがすでに決まっている人にとってはタクシーが便利です。

エアポートバスでバンコク市内へ

空港とバンコク市内を結ぶエアポートバスは、2階到着ロビーから出ています。現在、シーロム通り、カオサン通り、スクンビット通り、ファランポーン駅（バンコク中央駅）へ行く4路線が出ており、30分おきに発着。料金は1人150バーツ（約405円）。午前5時～深夜1時まで運行しています。

エアポートバスはタクシーよりも更に安いので、旅行費用を抑えたいバックパッカーにとっては嬉しい交通手段ですね。宿泊したいエリアまでエアポートバスで行き、そこからホテルを探すこともできます。ただし、格安ホテルもゲストハウスも、時期によっては満室のこともあるので、バックパッカーの人も到着1日目は確実に泊まれる宿を確保しておくことをおすすめします。