動物を飼ってみて「母性」を発見!?
動物を育てることで「母性」を実感 |
もちろん、ペットは赤ちゃんとは違いますが、排泄の世話や食事の世話など、手をかけて育てることは同じです。ペットだって、思い通りにはいきません。日々、お互い一緒の生活を積み重ねて見えてくることがあります。無垢な動物の姿を見るだけで、しみじみと「かわいい」と思えてくれば、母性のスイッチが押され、愛情ホルモンが分泌されるもの。
かくいう私も小さい頃から犬を飼っていましたが、やはりそれは子育てのレッスンになっていたと思います。
時々、一方的に「子育てに追われて大変そう。幸せそうに見えない、まだあの生活はしたくない」などと言われる女性もいますが、物や地位など、何かを持っているから幸せとは限りません。人からみて幸せかどうかを気にしていても正解などありません。幸せは「状態」ではなく感情のことですから、1人1人固有のものですよね。
道端に咲いている花をみて「きれいだな」、無垢な子犬の瞳を見て「かわいいな」と、しみじみと思うことの中に、幸福感は宿ると思うのです。子どもを産むことに対しても「子どもを産んでいないと周囲から幸せに見えないから」という、”他者の目線”という尺度から自由になってみてください。
「何かを得る」ということや「完璧を達成すること」が幸せと思うと、苦しいのではと思います。
人の目にどう映るかよりも、ライフスタイルもエイジングも自分らしさに誇りをもつことが、高齢出産ママ、そしてマチュア女性の魅力。ぜひ、心を見つめて、ゆるめてみてください。
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