妊活・子作り・妊娠準備/妊活とは?妊娠したいと思ったら始めること

もしかして「出産先送り症候群」!?(3ページ目)

子どもを欲しいとは思っているけれど、なんとなく先送りしているという方。ぜひ心を見つめてゆるめ、ご自身の気持ちを見つめなおしてみる機会を持ってみて欲しいなと思っています。

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

動物を飼ってみて「母性」を発見!?

動物を飼ってみて「母性」を発見?!
動物を育てることで「母性」を実感
カウンセリングに行くことのほかに、すぐできることとしておすすめできるのが、「動物を飼う」ということです。どんな動物でもいいのですが、植物を育てるよりは、犬や猫を飼ってみると反応が多く、温度があってスキンシップも満たされます。「育てる」ということや「母性」や「幸せ」について、理屈ではなく実感できることは多いと思います。

もちろん、ペットは赤ちゃんとは違いますが、排泄の世話や食事の世話など、手をかけて育てることは同じです。ペットだって、思い通りにはいきません。日々、お互い一緒の生活を積み重ねて見えてくることがあります。無垢な動物の姿を見るだけで、しみじみと「かわいい」と思えてくれば、母性のスイッチが押され、愛情ホルモンが分泌されるもの。

かくいう私も小さい頃から犬を飼っていましたが、やはりそれは子育てのレッスンになっていたと思います。

時々、一方的に「子育てに追われて大変そう。幸せそうに見えない、まだあの生活はしたくない」などと言われる女性もいますが、物や地位など、何かを持っているから幸せとは限りません。人からみて幸せかどうかを気にしていても正解などありません。幸せは「状態」ではなく感情のことですから、1人1人固有のものですよね。

道端に咲いている花をみて「きれいだな」、無垢な子犬の瞳を見て「かわいいな」と、しみじみと思うことの中に、幸福感は宿ると思うのです。子どもを産むことに対しても「子どもを産んでいないと周囲から幸せに見えないから」という、”他者の目線”という尺度から自由になってみてください。
「何かを得る」ということや「完璧を達成すること」が幸せと思うと、苦しいのではと思います。

人の目にどう映るかよりも、ライフスタイルもエイジングも自分らしさに誇りをもつことが、高齢出産ママ、そしてマチュア女性の魅力。ぜひ、心を見つめて、ゆるめてみてください。



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