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無痛?フリースタイル?自分らしく産みたい(4ページ目)

無痛(麻酔)分娩、フリースタイル出産……出産法はいろいろあります。それぞれどんな方法なのか、どんなメリットがあるのか知っておきましょう。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

お風呂、シャワーなどお湯は心強い味方

水中出産は「バスタブの中で赤ちゃんを産み落とすこと」と限定してしまうと、できる施設がけっこう限られてしまいます。でも、陣痛中にちょっと入ったり、シャワーを浴びる程度なら総合病院でもできるところが多いのではないでしょうか。

お湯は痛みを和らげ、リラックスさせてくれる強い力がありますから陣痛中に思い出してみてください。足浴も効きます。入院前の、自宅で過ごす時間にもおすすめです。
 

水中出産は清潔なお湯で

ちなみに、赤ちゃんをバスタブの中で産むことは、清潔なお風呂に新しいぬるめのお湯を入れ、生まれた赤ちゃんをすみやかにお湯から引き上げれば、危険だという報告はありません。もしとりあげてくれる人が了承してくれれば、あり得る選択肢です。
 

産道が順調に開き、赤ちゃんが確実におりてくるとイメージする「イメジェリー」

こうあってほしい、という願いを心の中で1シーンに仕立てて強くイメージすることを「イメジェリー」と言います。お産の時には子宮口や産道が順調に開き、赤ちゃんも少しずつ、でも確実におりてくるところをイメージするといいでしょう。「大輪のバラが開く」「春の野原で一斉に花が開く」など花を比喩にしてイメージする「オープニングフラワー」も有名なお産のイメジェリーです。
 

ゆっくり呼吸をするだけでも、意外に大きな効果が

出産法の名前がついているわけではありませんが、ナチュラルなお産であまり痛みを感じないで上手に産んだ人の多くは、ゆったりした一定のリズムで深い呼吸をしてリラックスをはかっていて大きな効果が生まれています。特別なものがなくても、痛みの感じ方は変えられるんですよ。

ともかく、出産方法は自分に合ったものが一番です。ピンと来たことがあったら、かかりつけの医師、助産師さんとさっそく話し合ってください。

◆フリースタイル出産 大満足にする鍵は?

先入観や緊張から解放され、やわらかな心と身体でフリースタイル出産を楽しむためのヒント集です。
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