代替医療は助産院にとって大切なもの

赤ちゃん

最近耳にする代替医療とは?

助産院は医師がいない施設で医療行為がおこなえないため、「代替医療」「補完医療」などと呼ばれるさまさまな方法を採り入れて身体を整えています。

しかし、ある助産院では、代替医療の薬をビタミンK2シロップという赤ちゃんの出血防止に有効な薬のかわりにしていました。ホメオパシーという代替医療でそうすすめられていたためです。この赤ちゃんは、シロップを飲んでいれば防げたはずの病気にかかり、亡くなってしまい、助産院は損害賠償を求められました。

この事件により、「助産院」「代替療法」はこわいものだと感じる方も出ているようです。そもそも代替療法とはどんなものでしょうか。
 

産婦人科は代替医療をよく使う科

代替療法とは西洋医学以外のもの全体を指します。世の中には西洋医学では治しにくい病気というものはたくさんありますし、西洋医学が医療のすべてではありません。特に産婦人科領域は「温灸で下半身を暖めて骨盤内の血液循環を改善する」など代替療法の出番が多い科です。
 

自由に広まったものなので使い方は難しい

日本では世界中の代替療法がおこなわれています。各種マッサージや整体、健康食品などもあり、とても数え切れないほどです。このようにいろいろな選択肢があるのはいいことのように見えますが、実際には混乱も起きています。代替医療は法的に薬や医療行為ではないので、医療に関する法的規制は適用されません。組織や指導者によって、同じ名前の療法でも方法や考え方は異なります。

代替療法は、上手に使えば強い味方になり得ますが、通常の医薬品以上に使うのが難しいといえます。

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