日本だけではなく世界的な猛暑

異常な酷暑。熱中症患者も多発し、死者も出ている

異常な酷暑。熱中症患者も多発し、死者も出ている

日本では連日熱中症で搬送されたり死亡したりする人が出るほどの猛暑ですが、海外でも状況は変わりません。

例えばロシアでも猛暑が続き、首都モスクワでは7月29日に気温が摂氏38.2度まで上がりました。これは1920年に記録された36.8度を破って、モスクワの観測史上最高気温となっています。

モスクワは北緯55度で日本の最北端よりも北にあるため、本来は最も気温が高いはずの7月でも平均気温が18.4度しかありません。暑さに慣れていない国民に40度近い猛暑が襲ってきているので、大変なことになっています。

このロシア全土を襲った暑さのために、ロシアの小麦生産量が落ち込み、ロシアは8月から今年末まで小麦の輸出を停止すると発表しました(この事態について、詳しくはロシア小麦輸出停止。気になる日本への影響に書いてあります)。

ヨーロッパでも猛暑が発生し、ドイツではベルリンで8月11日に38.8度を記録しています。ドイツ版新幹線とも言える列車・ICEでは、一部の車両で外部の気温が32度を超えると冷房が効かなくなる不具合が発生。冷房が止まって窓も開かない車内で気温が50度にもなり、脱水症状などで病院に搬送される乗客が続出する事件になりました。