広告関係の会社に勤めるこの家の建て主は、まだ30代後半。その仕事の関係上出張も多く、またオフの期間は本場の南米やヨーロッパに観戦しに行くほどの大のサッカー好きです。今から2年前に、以前住んでいたマンションが手狭になったこともあり、東京に拠点となる家を造ろうと決意しました。ネットで様々な建築家を探した結果、最も自身のテイストに近い仕事をしていた若手建築家チームに出会ったのです。それがファロ・デザインでした。

工場のような白い家


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外観
上/外壁は角波のガルバリウム鋼板塗装仕上げ。中/知人から譲り受けた愛車のホンダシティカブリオレと自転車が余裕で入るガレージ。下/左・大粒の玉砂利に30cm角のコンクリート板を置いたアプローチ。右・玄関の床はガレージと同じくモルタル仕上げ。靴の収納もたっぷり。


田園都市線の最寄り駅から伸びる商店街をまっすぐ南に2分ほど行くと、やがてT字路に突き当たります。その真正面に白い3階建ての家が現れます。角波の鉄板の外壁にアルミサッシだけの簡素なデザインに、思わず何かの工場かと間違えてしまうくらいシンプルな外観。よく見ると左側の隣家との境に玉砂利が敷かれたアプローチがあり、その奥に郵便受けが立っていることで、やっとここが住宅なのだと分かります。

◆建築家プロフィールと建築データ