「敬老の日」に贈る味の逸品(2ページ目)

季節の希少な和菓子を贈る

くれない堂の運営する「お菓子ネット.com」の『名匠菓子の旅』のページは、全国の老舗名店の銘菓が集うショッピングモール。こちらには主要都市の百貨店にある全国銘菓コーナーや物産展でもなかなか入手できない、お茶席などでも季節でないとお目にかかれない貴重な和菓子がネットで購入できます。有名な名産品から隠れた名品まで、嬉しいお取り寄せギフトとなります。
 

■山梨県甲府：松林軒「月の雫」
甲州勝沼産の良質のぶどうを一粒ずつ軸をつけたまま摺り蜜の衣を着せ、月に見立てた純白の球形に仕上げられたもの。いかにも秋の季節を感じる素朴で風流なお菓子ですが、そもそもは三代目音兵衛が明治十年砂糖を煮詰めていたところ、ぶどうの粒が鍋の中に落ち、拾い上げ白く固まったものを食べたところ大変珍味だったことから始まったという偶然が成し得た誕生秘話が伝えられています。

口に入れ白い糖衣を軽く噛むと、生ぶどう特有の甘酸っぱい酸味と、砂糖の甘さの絶妙なハーモニーが広がります。天保三年創業の松林軒「月の雫」は、昭和十年からは甲斐の国、山梨県の銘菓として全国の方に親しまれるようになりました。

【商品詳細】
販売期間：秋～原材料の旬のぶどう
（その年の出来により変動あり）がなくなるまで
24個入1200円（税込）

■岐阜県中津川：松月堂「美濃」
小豆のぬれ甘納豆、栗きんとんそぼろ、渋皮栗、それぞれ十分主役に成り得る3種が奏でる絶妙なハーモニーを贅沢に味わえます。その名の通り、渋い色合いの美濃焼の壷に収められ、贈答に喜ばれる甘味づくしの一品。

恵那山の懐に抱かれた木曽・中津川は、中山道の中程にあり、昔から京と江戸を行き交う旅人でつねに賑わう場所で、そんな環境が木曽人特有のもてなし上手の思いやりを育んで来たと言います。またこの地方では、秋になると特産の新栗を使った「栗きんとん」をはじめとした、様々な栗菓子が有名で、明治に菓子司として創業以来、木曽人のそんな心映えと、伝統の菓子製法をそのままに継承して来た松月堂が贈る、昔ながらの豊潤な風味と味わいを堪能できる逸品です。

【商品詳細】
1個入1365円、2個 化粧箱入2940円、3個 化粧箱入4410円（各税込）

■石川県金沢：菓匠高木屋「紙ふうせん」
茶の湯など伝統文化が色濃く残る金沢には、数多くの和菓子の銘店があります。日本三大名園「兼六園」のほど近く、大正14年に創業以来、3代にわたり和菓子作り一筋に歩んで来た高木屋もその一つ。伝統の技を守りつつ現代感覚も取り入れたお菓子作りに余念がありません。

「紙ふうせん」は、古くから伝わる色とりどりのまあるい「加賀最中種」に、赤ブドウ・白ワイン・黄レモン・黒糖風味のゼリーなど様々な錦玉を詰め込んだもの。愛らしい形を目で愉しみながら、最中種とゼリーの絶妙な食感と味わいを楽しめる新しい感覚のお菓子で、紅茶や珈琲にもよく合います。

【商品詳細】
9個入630円、16個入1260円、28個入1890円（各税込）

■富山県富山：富山不破福寿堂「鹿の子餅」
3,000mの立山連峰に降り積もった雪水から流れ出る恵みの水により育まれた餅米と、新鮮な卵を原料としたなめらかな純白の餅の中に、３～４日かけて中心までゆっくりと蜜を煮含めた北海道産の金時豆をあしらった、まるで淡雪の化身のようなお菓子。ふんわりと柔らかい中にも角がすっきりと出て歯触りよく、その純白で高雅な風味は他の追随を許さない一品。

昭和35年開業以来、代々この「鹿の子餅」一筋に商い続けて来た富山不破福寿堂の銘菓にして越中富山の名物となった味は、一度は口にしてみたいもの。その口どけの優しさは年配の方へ贈り物として、ぜひお勧めしたいものです。

【商品詳細】
6個入924円、10個入1470円、15個入2258円、20個入2940円（各税込）

【お菓子ネット.com　「名匠菓子の旅」】