酸いも甘いもご承知の、多くの経験と年月を重ねて来られたご年配の方々へ、喜んでいただける美味しいものをお贈りするのは大変難しいことですが、ここならば間違いないと確信できる味を今回選びました。

茶室

雲月の茶室

京都の光悦寺のほど近く、江戸時代の高名な御典医、野間玄琢(げんたく)ゆかりの地に店を構えて40年、食を極めた文人墨客に愛される料亭「雲月」が2009年の暮れ、その懐石料理から生まれた「小松こんぶ」をたずさえて南青山へ。そこは優雅にも奥に茶室のしつらいを持たせた、あくまでも料亭の土産物だけを扱う専門店として開かれました。

粋な山椒風味の「小松こんぶ」

素材の厳選から始まり、その独自の製法など納得のいくまでに、板長が10年もの歳月をかけ、試行錯誤の末、たどり着いたこの「小松こんぶ」は、からりと焚き上げられ、山椒がピリリと効いていて、その経験したことのない美味しさには誰もが驚かされる逸品。歯ざわりのよい食感と深い味わいにはただただ感心するばかり。お茶漬けやお茶請けに、これほど嬉しい贈り物はないと言えます。

小松こんぶ、八味仙(詰め合せ)印籠型桐箱入り 2100円(税込)

小松こんぶ、八味仙(詰め合せ)印籠型桐箱入り 2100円(税込)


私の一番のお気に入りは、「八味仙」と詰め合わされたもの。もともと「雲月」を営む前は、享保16年より御所出入りの薬御用人であったため、家伝の漢方録をそのままに再現調整されたもの。江戸中期に広まった「七味唐からし」の一つと考えられているものの、その薬味の数は実際10種類以上もあり、八味と遠慮して命名されているそうです。

身体にも美味しい「梅びしお」

またこの夏、新しくお目見えしたのが昆布と梅肉が絶妙の配分で練り合わされた「梅びしお」というもの。口に含んだ感じが、何とも一般のいわゆる練り物とは違い、柔らか過ぎず、シャキッと上品で酸っぱさも程好く、身体に良い感じが伝わって来る佳品。食卓にお気に入りの欠かせないひと瓶となりそうです。熱中症にも常備薬となる梅干しの優れた効能は再評価されている昨今、毎日の元気の素としても重宝いただけるよいギフトに。

梅びしお 735円(税込)

梅びしお 735円(税込)


この他、ふっくら焚き上げられた極上の「じゃこ」や豊かな丹波黒豆の「福豆」、見た目も味も澄んだ「御所桜」という干菓子もあり、桐箱や袋入りなど、お好みご予算で色々に詰め合わせが可能です。真田紐できりりと結ばれた出で立ちは茶道具さながら、季節に合わせた掛け紙の衣替えも風情があり、大切な目上の方へも安心してお贈りできます。

店舗外観

店舗外観

【南青山 雲月】
東京都港区南青山3丁目4-4
TEL(03)3470-8830  FAX(03)5786-7282
営業時間:10:30~18:30 無休