子供用ヘルメットを選ぶ際は、どんな点に気をつけたらいいの?

自転車に同乗する子供へのヘルメット着用はマスト

自転車に同乗する子供へのヘルメット着用はマスト

2008年の道路交通法の改正により、自転車に同乗する子供へのヘルメット着用が義務化されました。子供用ヘルメットを選ぶ際は、どんな点に気をつけたらいいのでしょうか。まずは、子供用ヘルメットの構造についておさらいしましょう。

自転車用ヘルメットの構造とは

OGKではソフトシェルの軽量ヘルメットと、ハードシェルの保護性を高めたモデルをラインナップしている。undefined【画像提供Amazon】

OGKではソフトシェルの軽量ヘルメットと、ハードシェルの保護性を高めたモデルをラインナップしている。 【画像提供Amazon

子供用の自転車ヘルメットは、衝撃吸収性に優れた発泡スチロールとそれを覆う硬いシェルによって構成されています。万が一頭部に衝撃を受けても、ヘルメットがへこんだり割れたりして衝撃を吸収し、頭へのダメージを減少させる仕組みです。

「衝撃を吸収するだけなら、発泡スチロールだけでヘルメットを作ればいいのではないか」という疑問が生まれてくるかもしれません。実は、頭部が地面などと接触した際、あえて滑りやすくすることで、首に無理なねじれが生じるのを防ごうという狙いがあります。だから発泡スチロールとシェル、どちらが欠けても万全とはいえません。シェルの素材はプラスチック製がほとんどですが、OGKではさらに用途に合わせ、軽量なポリカーボネイトと頑丈なABSなどを使い分けています。

また、多くのヘルメットにはベンチレーション(通気孔)があります。厚みのある発泡スチロールで囲まれているため、ベンチレーションなしでは蒸れやすいのです。

子供用ヘルメットのフィット感が重要なわけ

あご紐が緩んでいては、しっかり頭を保護できません。被り具合を調整するのも、安全性を高める大切な要素

あご紐が緩んでいては、しっかり頭を保護できません。被り具合を調整するのも、安全性を高める大切な要素

せっかくヘルメットをかぶせていても、あごひもが緩んでいる子をよく見かけます。あごひもがむだに緩んでいると、転倒したときにヘルメットがズレ落ち、飛んでいってしまうかもしれません。これではヘルメットをかぶっている意味がありませんよね。ヘルメットのフィット感が重要なのは、どんなときもきちんと頭部を守るためなのです。

自転車用ヘルメットはよりフィット感が増すように、調整パッドかアジャスターが付いています。最近ではダイヤル式のアジャスターで微調整ができるものが増えています。

次ページからは、きちんとフィットするヘルメットを選ぶコツについてご紹介します。