好きな漢字から名前を作るときは、音(呼び名)からスタートする名づけに変えるとやりやすくなります。
漢字から名前を作る要領
ひらがなで呼び名を出してから漢字に直して吟味する
好きな漢字から名前を作る時、多くの人は、その漢字と他の漢字を組み合わせようとします。しかしそれは作業が混乱して非常にやりにくくなります。まずその漢字を音になおし、音(呼び名)からスタートする名づけに変えることが要領です。
その場合は、音から作る名づけと同じで、男女混ぜて、良いか悪いかという吟味を一切せずに、ひらがなで書いていくことが要領です。ひらがなの呼び名が出つくしましたら、あとでまとめて漢字に直します。吟味は最後に一つに絞るときに行ってください。
ただし漢字の中には、はじめから名前に向かない字、名前が作りにくい字というのもありますから、どんな漢字でも名前が作れるわけではありません。
漢字から名前を作る手順
たとえば「恵」の字を使った名前を作る時、名前の中では「けい」または「え」と読みますから、この音が入る呼び名をひらがなで書き出してしまえば、早く、混乱せずにできます。ケイ、エの音の入る呼び名を、たとえば次のようにあげていきます。
けいすけ、えみ、あやえ、まさえ、けいた、けいと、みえ、なえ、まりえ、けいご、ともえ、りえ、……
次に、「恵」以外の字の候補をあげていきます。たとえば「すけ」と読む字は、
輔、助、丞、介、甫、亮、佑、……
などの字があります。もちろん名前に使いやすい字と、読みにくくて使いにくい字がありますから、使いやすい、好みの字をいくつか選びます。そうすればケイスケと読む名前がいくつか作れます。その方法でほかの呼び名も漢字にしていけばいいのです。
※画像提供 子供や赤ちゃんのイラストわんパグ