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時代を反映!? お金の使い道「貯金」が人気(2ページ目)

今はお金を借りて何かしよう、何か買おう、そう思う人よりもお金を貯めて将来に備えよう、そんな考え方をする人が増えています。それを象徴するかのように節約の本、貯金の本、家計やりくりの本やそれらの特集の雑誌が人気です。貯金は社会に対する警戒心の表れともいえます。そんな警戒す社会でも、向上し自分らしくあれる生活を送りたいですね。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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きっかけはリーマンショック

一生懸命貯めたお金、時には飛躍するために、自分のために使ってみたいですね。

一生懸命貯めたお金、時には飛躍するために、自分のために使ってみたいですね。

2008年9月のリーマンショックにより、日本経済は大きな打撃をうけました。景気悪化に伴う収入減により今の生活が苦しくなり、貯金しなくてはいけないという危機感を持っている人の割合は年々増えています。年金の支給額も年々少なくなってきている現状も影響し、将来にむけて備え、貯蓄しておかなくてはいけないという焦りを持っている人も多くなっています。

今後も給料は減るかもしれない。ボーナス支給が無くなるかもしれない、会社が倒産するかもしれない、様々な「かもしれない」が現実に起こりうることを知った今、貯金が大切と思うことは、老若男女問わず当たり前でかつ自然な心理だと思います。
ただ、「かもしれない」ばかりにとらわれすぎると、自分の大切な場面で自分に投資することができなくなるかもしれません。

保守も大事。でも時には自己投資も。

現代は全ての事柄において自己責任。義理・人情なども入りにくく、事務的であったりもします。だからこそ、何か困ったことが起こっても自分で対応できるよう、節約ややりくりを心がけて貯蓄していくのでしょう。長い人生を過ごす上で、特にお金がかかると言われているのが、住宅資金や教育資金・老後資金など。これらの人生の節目ごとにお金が必要になりますから、お金を貯めることは確かに大切です。しかし何の夢や目標も無く、お金をためることが目的になってしまうと、お金は貯まってもむなしさが付きまとう、などということもありえます。一度きりの人生ですから、備えて蓄えて常に保守的でいるよりも、やりたいことを叶えるために貯蓄をしている、時には蓄えから自分の飛躍のためにお金を費やせる、そんな使い方をしたいものです。

貯金・節約の現象は単に「社会に対し不安が強くなると人は貯蓄する」を示しているだけです。“お金を貯金する”“節約する”という行動は、各個人の社会や生活に対しての警戒心の表れなのです。
今はお金や貯金に関する情報がたくさんあり、あなた自身が判断や決断を求められる機会が以前に比べて多くなっているので、色々と調べたり勉強することが重要になります。
その上で可能な範囲で向上を目指す生活を送ってほしいと心より思っています。それも正しいお金の使い方の1つなのです。





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