片付け・掃除は、1日1回だけ!
ちょっと散らかると、イライラ~っとして、
「片付けなさい!」
と叫んでしまう気持ちはわかりますが、片付けたそばからまた遊びだして、5分もすれば元通りのゴチャゴチャ空間……なんてこと、ありませんか?
1日何度も子供を叱っていると、自分が消耗してしまいます。それよりは、「ここは、遊んでいい、散らかしていい空間」をはっきりと決め、そのエリア以外におもちゃを持ち出さないようにさせ、思い切り遊ばせて、放っておく。でも、1日の終わり(夕食前あたりがベスト)には、何があってもダーっと片付けさせ、一度掃除機をかける(フロアモップでも可)、といった具合に、「営業時間」を決めておくといいようです。
お風呂に入れた後は、「もうカンバンでーす」と、おもちゃコーナーにネットでもかけて、散らかされないように守りましょう。
生活時間を死守する
夏休みは、どうしても生活時間が乱れて、「遅寝 → 遅起き」になりがち。朝、ラクできるのはいいように思えますが、結局すべてが後ろにズレ込んでいきますから、新学期のストレスを考えても、トクではありません。
通常の起床・就寝時間を守り、その中で、食事とお風呂の時間をきちんと決めておきましょう。生活時間が規則正しければ、それを目安に片付けることが習慣になり、家の中の散らかりも、その日のうちに収束するものです。「散らかる」は、おもちゃの数や部屋の広さ、子供の性格の問題というよりは、「ダラダラした時間の使い方」の問題であることの方が、実は多いものです。