マレーシア/マレーシアの通貨・物価・予算・両替

マレーシアでの食費

多民族国家であるマレーシアでは、マレー系、中華系、インド系などさまざまなローカルフードが、とてもお手頃な値段で頂けます。旅の楽しみに欠かせない「グルメ」に関する予算はこちら。

執筆者:キム 実佐子

マレーシアでの食費(レストラン・フードコート・屋台)

代表的なローカルフードの1つが、ラクサと呼ばれるヌードル。5リンギット程度です

代表的なローカルフードの1つが、ラクサと呼ばれるヌードル。庶民的なお店であれば、5リンギット程度です

マレー料理に中華、そしてインドまで。マレーシアは安くて美味しいローカルフードがたくさん! 低予算でさまざまな味を楽しむことができますが、値段の幅はどこで食事をするかによって変わって大きく変わります。こちらではディナーを目安にご紹介します。ランチの場合は、セットメニューがあったりするのでこれよりもう少しお得になります(フードコート、屋台の場合は変わりません)。

※2010年7月現在 1リンギットマレーシア(以下リンギット)=約27円

レストランを利用する場合

ムード満点のホテルのダイニングは高めですが、それでも日本で同レベルのレストランよりは手の届く価格帯です

ムード満点のホテルのダイニングは高めですが、それでも日本で同レベルのレストランよりは手の届く価格帯です

ホテル内の名店だったり、いわゆるレストランと呼ばれるところはそれなりの値段を取ります。ただ同じ内容、同レベルの食事を日本でするよりは1~2割程度安いはず。観光客にも人気のレストランでだいたい1人130~185リンギット(3500~5000円)、ホテルのダイニングではそれ以上です。ホテル内で食事をする回数が多くなるリゾートステイの場合は、食費もそれなりにかかります。ホテルの外のローカルレストランに足を運んでみるのも良いでしょう。

屋台を利用する場合

屋台で見つけたマレー風おでんのお店。具材をスープで茹でてその場でぱくり!

屋台で見つけたマレー風おでんのお店。具材をスープで茹でてその場でぱくり!

アジアらしい風情が楽しめる屋台の場合。マレーシアには小さな屋台をいくつもあつめたホーカーセンター、いわば屋台村のような場所があります。ここではとてもお手頃な価格でローカルフードが味わえるので、滞在中一度はチャレンジしてみたいところ。例えばマレー風の焼き鳥・サテが5本くらいで約3リンギット(80円)、マレー風焼きそば・ミーゴレンもその程度と、たいてい1皿5リンギット(135円)前後が目安です。蟹や海老など、シーフードの料理はそれよりやや高めになりますが、それでもまだまだ安価!

フードコートを利用する場合

ダイナミックな手さばきで作られているのは、ロティチャナイというインド系ローカルフード

ダイナミックな手さばきで作られているのは、ロティチャナイというインド系ローカルフード

ローカルフードは興味あり! けれど、屋台は少し苦手……そんな時は、ショッピングモールに必ず入っているフードコートがおすすめです。ホーカーセンターよりは1~2リンギット(27~54円)程度高めの値段設定ですが、エアコンも効いていて清潔感もあります。

アルコールは割高

都市部にはおしゃれなバーがいくつも。お酒の予算は日本と同じくらいです

都市部にはおしゃれなバーがいくつも。お酒の予算は日本と同じくらい

このように、お手軽にグルメを堪能出来るマレーシアですがアルコールは別。関税が高いため、だいたい日本と同じ価格と覚えておいて下さい。

では、次にタクシーや電車など、移動にかかる値段についてご案内します。>>>マレーシアの交通費
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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