男の子育て/遊び・コミュニケーション

後世に残したい路地裏遊び 勝手に5選(2ページ目)

かつては路地裏や公園に数人の友達がいればできた遊びがたくさんあった。それが今、ひょっとしたら絶滅の危機にあるというのだから驚きです。後世に残したい路地裏遊び、勝手に5選してみました。

執筆者:遠藤 雅大

後世に残したい路地裏遊び ガイドの5選

路地裏遊び
逃げるvs追う、隠れるvs探す。そんなシンプルな路地裏遊びは、100年経っても残っていて欲しい!!
バットやグローブが無くとも、サッカーボールが無くとも、路地裏や公園に数人が集まれば何だって遊べたあの頃。そんな子どもの遊びを後世に残せなかったとしたら、もしかしたらニッポンは今よりつまらなくなってしまうかもしれない……(汗)。
そう考えると責任は重大かもしれないパパママ世代に、せめてこれだけは伝え続け、100年経っても残っていて欲しい遊びを勝手にピックアップしてみました。!

鬼ごっこ
路地裏に子どもが数人。たったそれだけでできる遊びの代表といえば、それは「鬼ごっこ」。今さらルール説明なんて必要ないですよね。

かくれんぼ
西の横綱が「鬼ごっこ」なら、東には「かくれんぼ」でしょう。鬼ごっこが「逃げるvs追う」ならこちらは「隠れるvs探す」。インドアでも楽しめるこの遊びには、誰もが夢中になりましたよね。

缶けり
ガイドの世代以降、急速に人気を失っていったのが「缶けり」。はっきりいって今、絶滅の危機にあります!
空き缶を蹴り上げた瞬間から始まる熾烈なかくれんぼは、鬼にとっては超ハード。捕まった仲間を助けるために再び缶をけりに向かう瞬間がたまりませんでした。鬼ごっこにかくれんぼテイストたっぷりの缶けりは「新しい鬼ごっこ」として誰もが夢中になったものですが、空き缶は見つけても拾って捨てる世の中ですから仕方がないのかも(汗)。

ケイドロ(ドロケイ)
地域によって呼び名もルールも若干違うのが「ケイドロ(ドロケイ)」。
警察と泥棒に分かれて逃げる・追うを競うシンプルな遊びですが、捕獲した泥棒を捕まえる場所(牢屋)が違ったり、タッチしただけでは捕まえたことにならなかったりとローカルルールも様々。「ケイドロはやらなかったけど、氷鬼はよくやった」なんて人も多いですよね。

だるまさんがころんだ
そしてラストは「だるまさんが転んだ」。足の速さがハンディにならないので、ちょっと世代が違ってもみんな仲良く遊べるのがこの遊び。よく「はじめのいーっぽ!」で勢い余って転ぶやつがいましたよね(笑)。
鬼が後ろを向いて「だるまさんがころんだ」と叫んでいる隙にどれだけ近くまでいけるか競い合うのですが、振り向いた瞬間に静止できなければ捕まってしまうのでドッキドキ。捕まった仲間を助け出す「きーった!」の瞬間は、誇り高き戦士のような高揚感がありました!

予想外に人数が集まらなかったとき、何をして遊んだ?!

路地裏遊び
予想外の2人ぼっち。そんなときは何をして遊んだ?!
「オレ、ピッチャー。オマエ、キャッチャー」、「エ~、オレとオマエの場合、オレがピッチャーでしょ!」なんて言い争いをしながらキャッチボールをしてもう1人、2人と仲間が増えるのを待っていても、実は意外と多いのが、その後ずっと誰もやって来なくて仕方なく2人で遊ぶというシチュエーション(汗)。
思い出してみると、そんなときは1対1の対戦形式の遊びか2人で同じことを延々とするしかなかったのですが、公園遊具で遊ぶ意外にもレトロ感たっぷりのシャボン玉やメンコ、ビー玉、ベーゴマなどはぜひ100年経っても残っていて欲しいし、女の子たちがやっていた「ゴムとび」なども、どうか消えずにいて欲しいと思います。

以上、「後世に残したい路地裏遊び」を勝手に5選。地域で若干ルールが違ったり呼び名が違う遊びなどもありますが、昔ながらの路地裏遊びといえば基本的には「逃げる・追いかける」、「隠れる・探す」といったシンプルなものばかり。そんな遊びが今、絶滅の危機にあると危惧しているのはガイドだけでしょうか?みなさんも、「パパが子どもの頃、こんなことをして遊んでいたんだよ」といったことだけでもぜひ話してあげてくださいね!!

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