童心に帰るバケツプリンの作り方(3ページ目)

巨大バケツプリン製造レポート終章

市販のプリンと並べ比べるとこの大きさ&迫力、どうスか？

キンキンに冷やした5時間後、冷蔵庫から取り出したそれは、もやはプリンと呼べる代物ではありませんでした。対比として市販のプリンを並べてみると、「とんでもないものを作ってしまったかも……（汗）」と後悔の念が滲み始めます……。
さて、いよいよ「あの音」を聞くときが来たようです。

「ねえ、バケツプリンって、知ってる？　バケツいっぱいに作ったプリンをプッチンするとき、今までに聞いたこもない幸せな音がするらしいよ！」

数ヶ月前に聞いた若女子の言葉を反芻。その「幸せの音」。未だかつて聞いたことのない「幸せの音」とは、いったいどんな音なのでしょうか？　恐る恐る大皿をかぶせ、バケツごとひっくり返し（重い）、いよいよプッチンします！

バケツには空気穴がついていないので、ここは真剣勝負。一気にキメるしかありません。「パパがやるから、オマエたちは危ないから離れてなさいっ！」と、まるで不発弾でも処理するかのように緊張し、一同が固唾を呑んで待ち構えます（なので写真を撮り忘れてしまいました）。

そして……。

ギュブ！
ギュブブブブーッ！
ズッ、ズズズズズッー！　デローン！（失礼）

子どもも大人も憧れる、バケツプリン完成！

何とか無事に生まれました！

なんと、とても「幸せの音」とは呼びがたい重低音のあと、感動の巨大バケツプリンが仁王立ちしております！（パチパチ）

カラメルシロップをかけながら、ふと思う……。

その存在の重さ、大きさ、やるせなさ。ガイドはカラメルシロップをかけながら思いました。

希代の名グルメ・リポーター、彦摩呂さん（太田プロ）であれば、コレをなんと表現するだろうか？　もしかしたら、いや、彼ならきっと、こう叫ぶに違いありません！

最後は特大画像と共に、絶叫してもいいですか？

うわ～出産や！　 味の立会い出産や～！！！

※もっと拡大して見たい！ 実物大が見たい人はこちら

こんな思い出も、たまにはアリ？！　いや、ないか……。【完】


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