「育休」は、短いけれども社会的な保障を得て、ゆったりと子育てに専念できる時期。でも、この「育休」をきっかけに共働き夫婦のバランスが崩れてしまう場合が意外と多いものなのです。今、育休中の人も、復帰後の仕事と家庭のバランスを取るために、今から考えておきましょう。

育休中にママが家事を全部やると……

育休中ママ
育休中は、ママが家事をすべて請け負ってしまいがち
子どもが生まれ、産休の後、育児休業を取る人が増えています。男性もわずかずつではありますが、取得する人が増えてきつつあるものの、あくまでも「育児休暇」として数日程度休むにとどまっている人がほとんど。先頃、都内の区長さんが「育休」を取ることが話題になりましたが、あれも「育児休業」ではなく単なる「育児休暇」。ある新聞には「なんちゃって育休」と書かれていました。もちろん区長さんが長期休業するわけにはいかないでしょうが、あの程度で「育児休暇を取った」と威張られたのでは、本気で長期の育児休業を取っているパパにとっては、ちょっとカチンと来るかもしれませんね。

そんなわけで日本では相変わらず、「育休」=「ママが取るもの」といった雰囲気があります。育児休業中は、ママは子育てに専念しつつ、家事も全部請け負ってしまいがちです。確かに1年間は「主婦」として家にいるのですから、なんとなく「それが当然」という感じもあります。

ただ、問題は育休が明けたとき。パパが休業中にすっかり家事から手を引いてしまうと、復帰後もその力関係がそのまま続いてしまう場合がよくあります。子どもが生まれる前までは、夫婦共働きで家事を分担してきたのに、1年間育児休業を取ったら、なんとなくママが家事を一手に引き受けることになってしまう……。そうなると、ママの負担は一気に増えます。子どもの送り迎え、子どもが体調を崩したらお迎えに行ったり、病院につれていったり、オムツや衣類などの調達も必要です。さらには日常の掃除や食事作り、そのための買い物……。もちろん、それに加えて仕事もこなし、社会的な顔も持ち続けなければなりません! オーバーワークになっていませんか?

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