保育園・保育所/保育園関連情報

まさか倒産!?保育園経営危機を察知するには(3ページ目)

前回の記事で取り上げた保育園の「倒産」。企業保育所の倒産による被害を最小限にくい止めるため、私たちに何かできることはないのでしょうか?

猪熊 弘子

猪熊 弘子

子育て ガイド

ジャーナリスト。名寄市立大学特命教授 (一社)子ども安全計画研究所代表理事。 保育・教育、子ども施策などを主なテーマに、執筆・翻訳、テレビ・ラジオ出演、講演を行なう。4人の子どもの母。著書多数。『死を招いた保育』(ひとなる書房)で第49回日本保育学会 日私幼賞・保育学文献賞受賞。

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「この園、危ない?!」と思ったら

保育園
保育士さんやスタッフが減り始めたら要注意!
企業の倒産には必ず何らかの「前触れ」があります。先月の「ハッピースマイル」でも「給食が無くなった」「職員の数が減っていった」などがありました。経営危機のいちばんの見極めポイントはやはり「職員」。

もし、みなさんがお子さんを預けている園で、保育士さんやその他のスタッフの数が減っている?と感じるようなことがあった場合には、経営している会社ではなく(率直に経営状態について教えてくれるようなことはまずありません)、すぐにお住まいの自治体の保育課に直訴してみましょう。認可園でなくても、行政の補助金が出ている無認可園もたくさんあるため、保護者の訴えに耳を貸さないわけにはいかないはずです。もし、行政できちんと対応してくれない場合には、地域の保育団体や保育に詳しい議員を探してアプローチしてみても。

保育園は何よりも子どものために存在するべき場所で、それを守れるのは親の力です。送り迎えの時に園の状態の変化を感じられるようにしておきたいものです。
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