しつけの一環としてたたくことについて、皆さんはどうお考えですか?
ルールを決めた上でたたくしつけをしている方、絶対にたたかないと決めている方、たたくのはよくないことと思っていながらもついたたいてしまう方、自分の感情に任せておもいっきりたたいている方など、さまざまだと思います。それぞれの場合について考えてみたいと思います。
ルールを決めた上でたたくしつけをしている方の意見は
食べ物を粗末にするとたたくという親は多い
●どんなときにたたくか
- 子どもが、あるいはお友達が危険な目に合いそうになったときや、危険な目に合ったとき。たとえば、危ないところに上ったり、危ないものに触ったり、お友達を突き倒したりしたときなど
- 口で言っても、いうことを聞かないとき
- 食べ物を粗末にしたとき
- 自分より年下の子どもに手を出したとき
●たたく時のルール
- たたくのはお尻か手で、顔、頭、おなかは絶対にたたかない。
- たたいた後は、必ず抱きしめる
●なぜたたいてしつけするのか
- 小さいうちは、言葉で言っても理解できないので、たたいてしつけをすることも必要。愛情を持った「たたくこと」とそうでない虐待との違いは、子どもにも伝わっているはず。
- 善悪の判断を教えるのには、たたくことが、子どもにも単純で分かりやすい。
- 子どもに触らせたくないものは、手の届かないところによけておけばよいと思われるかもしれませんが、中には、そうできないものもあり、それを教えるためにたたくのは必要なこと。
- 子どもが、お友達に手を出した時、お友達やお友達の母親の前で、子どもの手をたたかないことには、申し訳が立たないので、たたく。
絶対にたたかない方の意見は
- お友達をたたいたとき、その手をたたいて、「たたいたらだめ」なんて、矛盾している。 私自身たたかれて育てらされたことがとても辛かったので、私は絶対にたたかない。