旅の準備・お得・便利/交通手段の技ありテクニック

ウィークエンドパスで往復するなら、どの駅がおトク?(2ページ目)

「利用当日も購入可能で自動券売機でも購入できる」という手軽さがポイントのウィークエンドパス。急に決まった休日の旅もしっかりフォローしてくれるきっぷですが、気になるのは「どこへ行く時に利用すればおトクか?」ということ。今回は「東京駅から新幹線で単純往復する場合、おトクになるのはどの駅からか?」に焦点をあてご紹介します。周遊しなくてもおトクになるエリアも沢山あるんです。

村田 和子

執筆者:村田 和子

旅の準備・お得・便利ガイド

ウィークエンドパス、往復するだけでおトクな駅

今回は、わかりやすく東京駅から新幹線を利用した場合のおトクな起点駅を紹介します(特急券は別途購入する必要がございますので、普通運賃の比較となります)。

MENU ※東京駅から新幹線を利用した場合の普通運賃の比較です
東北新幹線:目的地が福島駅より先なら、ウィークエンドパスがおトク!
上越新幹線:目的地が長岡駅より先なら、ウィークエンドパスがおトク!
長野新幹線:終点長野駅まで往復しても通常料金の方が安いので、周遊するプランがオススメ!
■あなたの場合は、どこからがおトク? 見極め方法


■東北新幹線:目的地が福島駅より先なら、ウィークエンドパスがおトク!
仙台へもお得に。市内から電車の旅もいい

仙台へもおトクに。市内から電車の旅もいい

東京駅から東北新幹線を利用する場合は、福島駅から先に行く場合にはウィークエンドパスを利用したほうがおトクです。通常の往復運賃は9,240円ですから、ウィークエンドパスを利用すれば540円おトクです。ちなみに一つ手前の郡山駅の単純往復の場合は、通常の往復運賃が7,780円。ウィークエンドパスを利用すると920円損になってしまいますので、周遊する予定がなければ通常の切符がオススメです。

また主要駅のおトク額を見ると、
⇒仙台駅:東北新幹線経由 → 往復で2,860円おトク!

⇒山形駅:山形新幹線経由 → 往復で2,860円おトク!

単純に往復するだけでもこれだけおトクとなれば、見逃せません! また新幹線利用ではなく、時間のあるときなら、在来線でじっくりと回るのもいいかも。途中下車をしながら発見も多い旅になりそうです。

■上越新幹線:目的地が長岡駅より先なら、ウィークエンドパスがおトク!
上越新幹線の場合は、長岡駅より先が目的地なら、単純往復でもウィークエンドパスがおトクです。長岡駅まで通常の往復運賃は9,240円、ウィークエンドパスを利用すれば540円おトクとなります。

また主要駅のおトク額を見ると、
⇒新潟駅:上越新幹線経由 → 往復で2,220円おトク!


■長野新幹線は、終点長野駅まで往復しても、通常料金の方が安い!
周遊する場合などにウィークエンドパスがオススメです。


長野新幹線の場合は、終点長野駅まで往復しても、通常の往復運賃は7,780円となるので、ウィークエンドパスを利用すると920円損になってしまいます。ですが、見どころの多い地域ですので、ウィークエンドパスを利用して上手に周遊すれば、おトクになりますね。下記の、周遊例なども参考にして、是非いろいろと挑戦してみてください。
参考)
※交通費については、9月26日利用分までの内容となります。
・ 「長野の神社仏閣めぐり」(寺・神社ガイド 吉田さらささんレポート) 

単純な往復ではない旅程の、おトク額の見極め方は?>>>

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