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<2010年夏>定期預金金利 徹底比較!

2010年夏のボーナスが支給され始めました。ボーナスの全部あるいは一部を将来のための貯蓄や投資に振り分ける人が大多数でしょう。そこで安全・確実に増やしたい人に、一部銀行の定期預金金利をピックアップし一覧表にしました。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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2010年夏のボーナス支給額は増える!?

「出るだけいいわよ……」というつぶやきがここ数年続いているボーナス。2010年夏のボーナス支給額の予測は
  • 前年比1.7%アップ(平均支給額36万9353円)・・・厚生労働省の毎月勤労統計調査に基づく民間調査機関6社
  • 前年比マイナス0.7%(平均支給額36万700円)・・・三菱UFJリサーチ&コンサルティング
  • 前年比マイナス1.4%(平均支給額35万8000円)・・・みずほ証券
と、明暗入り混じった数字です。願わくば、1.7%アップとなってほしいものです。

ボーナスが出ても節約はやめない!

このいす欲しいな~。奮発したいけど、ガマンかな……。

このいす欲しいな~。奮発したいけど、ガマンかな……。

2010年6月27日日本経済新聞「SUNDAY NIKKEI」(夏のボーナス 本社モニター調査:2010年6月6~9日実施、日経生活モニター1200人の回答を集計)によると、「節約をやめる・休止する・考えていない」は13%に過ぎず、ボーナスが出るとは言え節約意識は緩みそうにありません。

ボーナスの使途は、「貯蓄・生活費の補填・住宅ローンの返済」を増やし、「レジャー費用・耐久消費財などの買物」は減らす傾向にあります。とは言え、2009年冬のボーナス時に比べると、レジャーや耐久消費財等への支出を増やす、と考える人が若干ですが増えています。節約疲れからちょっぴり息抜きをしたいのかもしれません。

ネット銀行がやっぱり有利

先の調査では、株式や投資信託で運用したいと考えている人が少なくないようですが、今回は手堅く銀行で貯蓄するための手段の1つとして定期預金金利をピックアップしました。

定期預金金利は預入期間に関係なく、ネット銀行、中でも住信SBIネット銀行・ソニー銀行・オリックス信託銀行が優勢です。ジャパンネット銀行や楽天銀行(旧イーバンク)は、かつての勢いは見られず、ちょっと残念です。

大手都市銀行は、ネット銀行の半分以下の金利です。ネット銀行を利用できない・したくない人にとっては「どうして……」とやるせない気持ちになってしまいます。

また、セブン銀行は現金の出し入れに便利な銀行、じぶん銀行は携帯電話利用者の銀行と考え、預入先金融機関の対象外と考えていたので意外でした。

では、預入期間1年・3年・5年の定期預金金利のトップ3と比較一覧表をご紹介します。
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