シンプルライフ/家事をシンプルにする

掃除機かけを「週に2回」に減らす法

仕事に育児に忙しい毎日。少しでも家事は減らしたいですよね。たとえば掃除機かけ。毎日しているこの家事を、うまくやれば、2日、3日に1回に減らすことも可能です。では、どうやって?

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

仕事に育児に忙しい毎日。少しでも家事は減らしたいですよね。たとえば掃除機かけ。毎日しているこの家事を、うまくやれば、2日、3日に1回に減らすことも可能です。では、どうやって?
 
億劫な掃除機かけも、週2くらいならできる…?

億劫な掃除機かけも、週2くらいならできる…?

 

毎日掃除機をかけているのに…

まったく、ホコリってどこからやってくるのでしょう。毎日ちゃんと掃除機をかけていても、一日たてば、床の隅にはホコリが…。イヤになっちゃいますね! 
このホコリがたまらなくなる方法って、ないんでしょうか?

 

ホコリがたまらない部屋の作り方

いくつ、カドがあるかな?

いくつ、カドがあるかな?

それが、あるんです。それは、
「部屋に、“カド”の部分を作らないこと」
“カドの部分”って?

四角い部屋だったら、四隅は“カド”です。しかし、部屋の中には、四隅以外にも、たくさんの“カド”があります。

たとえば、奥行きの違うタンスを並べたとき、前面が凸凹になりますね。ここが”カド”です。
また、「とりあえず」と、何の気なしに、宅配便の箱や、百貨店の紙袋などを床に置いてしまうことがありませんか? ここにも、”カド”ができます。

つまり、家具や荷物など、床にモノがたくさんあって、それが一直線でない凸凹したラインを作っている場合、その部屋がたとえ円形だとしても、”カド”がたくさんあることになります。
 

歩いている部分に、ホコリはたまらない 

そして、皆さんご存知の通り、ホコリというものは、常に”カド”にたまるものなのです。廊下だって、人が通る真ん中ではなく、両脇(壁と床との”カド”部分)にたまるでしょう? 

ということは、”カド”がたくさんあればあるだけ、ホコリのたまる部分もたくさんある、ということなのです。モノの多い部屋は、だから何もない部屋に比べて、同じ使い方をしていても、ホコリが早く、たくさんたまってしまいます。
 

フロアモップだけでもOK!

それに対し、「何も置いていない部屋」は、ホコリがたまる部分が、部屋の隅だけに限られますから、汚れにくいし、掃除機をかけるとしても、隅だけかければいいので、あっという間に終わります。また、時間がないときは、隅だけをフロアモップでサーっとなでて、一箇所に集めたホコリをティッシュでくるんで捨てれば、そこそこOK。掃除機をかけなくても済んでしまいます。


「何も置かない部屋」はムリですが、たとえば、「家具の前面を揃えて直線を作る」「家具以外のモノを床にじか置きしない」を心がけるだけで、グンとホコリはたまりにくくなります。

小さなお子さんがいない、日中外出している家族の多いお宅なら、週に2回程度の掃除機かけでも、けっこう大丈夫になるはず。すぐにはムリでも、少しずつトライしてみてください!
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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