財布の色 赤や青はダメなの?
赤は火の色だからお札が燃えてしまう。青は水の色だからお金が流れてしまう。お金にいいのは金に近い黄色や、暗い場所を好むから黒がいい、といった風水アドバイスを読んだことがあります。もしかしたら心理学的に「○○色は気持が高揚してお金を使いたくなる傾向がある」など、色の選択には意味があることなのかもしれませんが、それついては私はよくわかりません。
ファイナンシャルプランナーとして言うと、何色だって構いません。あなたの好みに合い、使いやすい財布であることが大事です。(ビジネスでは、お気に入りでもカジュアル過ぎるものは避けたほうがいいとは思います)。お気に入りの財布であれば、あなたはきっと大事に使うでしょう。中もきれいに整理するでしょう。素敵な財布に買い替えたことをきっかけに、お金をきちんと管理しようという気持ちになるかもしれません。
黄色い財布を持つだけでお金が増えるわけはありません。でも、「縁起のいい財布を買ったことだし、これからお金を貯めるぞ!」と気合が入るのなら、それはそれでいい効果といえるでしょう。
まとめ
ゲン担ぎや風水アドバイスを否定するつもりはありません(私自身もお財布にお守りを入れています)が、それだけではお金は貯まりません。「縁起のいい色の財布を持つだけ」ではなく、それをきっかけに、あなた自身の意識や行動が変わっていくことが大事なのです。