お勧めは建物の専門家と土地探しを行うこと
不動産会社による「売地」の広告。不動産会社の場合、その土地にどんな建物を建てられるかまで、事前に説明しないケースもあるから注意が必要だ
私が皆さんにお勧めする土地探しの方法をご紹介します。それは、複数の不動産会社での土地探しと、ハウスメーカーなどと一緒に探すことを同時並行に行うこと。そうすれば、専門知識を持った人たちから自分で探してきた土地の評価をしてもらえる可能性が増えます。
また、そうした過程の中で土地に関する知識、そこから派生して住宅づくりの知識も広がってきます。基本的に私たちは不動産に関する知識があまりないのですから、それを補う方法として色々なルートを確保することが大切になります。
土地探しに最も親身な業者に依頼するのも一つの考え方
「土地探しから親身になって対応してくれた」ということで、ハウスメーカーや営業マンを気に入って契約したという方も多いようです。これは土地探しはもちろん、住宅取得までの過程で、一緒に苦労してくれたという思いもあるようです。ハウスメーカーでは土地に関するフェアを行っているケースが多い。このような機会を利用して、専門家のアドバイスを得ながら土地探しをするのも一つのやり方
住宅というのは専門知識の固まりで、それは土地に関しても同様です。「自分で探す」ということを私は否定しませんが、このやり方で「よい住まいづくり」にたどり着けるというのは、ある程度の知識がある方に限られると思います。
そうでない方が圧倒的に多いと思いますので、そういう方は知識不足を補えるよう、様々な専門知識を有している専門家、具体的にはハウスメーカーや工務店、建築家などを皆さんの住まいづくりに参加させて、そこから知識を得ていくのが一番安全な手法。
遠慮しなくていいのです。その過程で最も皆さんにとってベストで親身なアドバイスをしてくれた会社や人を選ぶことが、土地探し、ひいては住宅取得のコツなのだと思います。