銀行・郵便局

楽天銀行、ポイントで振込手数料がタダ?

2010年5月に誕生した楽天銀行。独自のサービスとして注目したいのが楽天スーパーポイントとの連携です。楽天銀行のメリットを探ってみました。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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メリット1:銀行取引で楽天グループのポイントが貯まる 

楽天スーパーポイントが貯まる、使える!

楽天スーパーポイントが貯まる、使える!

国内のネット銀行で最大の口座数を誇るイーバンク銀行が、2010年5月に楽天銀行に商号変更しました。楽天グループの銀行として、サービスが拡充されています。中でもおすすめなのが、楽天スーパーポイントが貯まるなどのメリットがある、ハッピープログラムです。

ハッピープログラムにエントリーすると、残高や取引内容に応じて毎月25日の時点で会員ステージが判定されます。ステージによってATM手数料や同行間の振込手数料が所定回数無料になるほか、会員ステージそれぞれの倍率で楽天スーパーポイントが貯まります。ポイントが付く対象となるのは、振込、給与受取、投資信託、BIG・公営競技の購入など。

このポイントは、楽天グループ内の共通ポイントとして様々に利用することができます。楽天銀行で振込手数料として利用してもいいし、グループ内の楽天市場、楽天ブックスなどでも利用できます。

また逆に、楽天市場や楽天ブックスで貯めた楽天スーパーポイントを、楽天銀行の振込手数料に利用することもできます。楽天市場などで、よくネットショッピングをする人は、そのポイントを銀行の振込手数料にあてることができるわけです。

有効期限はないので、貯まったポイントはいつでも使えます。

メリット2:決済サービスの便利さは健在 

楽天銀行の前身であるイーバンク銀行は、もともと決済に便利な銀行でしたが、その便利さは今も健在。相手の口座番号を知らなくても、メールアドレスと口座名義で送金できる「かんたん振込(メルマネ)」は、手数料も割安。

また楽天銀行に口座があれば、楽天オークションに出品できて、オークション成約手数料が自動的に引き落とされます。

メリット3:海外でも便利に使える一体型のキャッシュカード

買物代金の支払いに便利なのがキャッシュカードと一体型の「Visaデビットカード」です。Visaの加盟店なら世界中どこでも使えます。デビットカードはクレジットカードと違い、使ったと同時に楽天銀行の口座から引き落とされます。預金の範囲内なので、使いすぎの心配もなく、キャッシュレスで決済ができます。海外では、VisaまたはPLUSマークのATM から現地通貨を引き出すこともできます。こちらも預金の範囲内で、現地通貨分の日本円が、口座からほぼ同時に引き落とされます。

メリット4:書類の郵送なしで口座開設できる 

銀行に口座開設するときに面倒なのが、本人確認書類の郵送です。ネット銀行といえども、これだけは郵送でというケースが多い中、楽天銀行では、パソコンやケータイから申込み、免許証や健康保険証などの本人確認書類をケータイのカメラで撮影し、携帯アプリを利用して送ることができます。このサービスはNTTドコモ、ソフトバンク、auいずれのキャリアでも可能(携帯電話の機種によってはできない場合があります)。口座開設が簡単で楽にできます。

今後も、楽天グループ内の連携により、便利なサービスが登場しそうです。


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