金沢の観光・旅行/金沢のグルメ・お土産

金沢ならではの野菜「加賀野菜」(2ページ目)

金沢は日本列島のほぼ中央に位置することから、気候的にさまざまな作物が栽培されていました。そして先人たちの苦労の歴史を持った野菜が今もなお作られています。金沢ではこうした伝統的な野菜を「加賀野菜」と称して大切にしています。

執筆者:小林 万希子

加賀野菜が買えるお店 

近江町市場にある小畑商店

近江町市場にある小畑商店

金沢では普通に流通しているので、ほとんどの金沢市内のスーパーや青果店で買うことができます。また金沢駅構内にあるスーパーにも置かれています(金沢市農産物ブランド協会のhp参照)。

並べられた加賀野菜(6月下旬撮影)

並べられた加賀野菜(6月下旬撮影)

でも、詳しく加賀野菜のことを知りたいならば、近江町市場の小畑商店(おばたしょうてん)がおすすめです。小畑商店は明治27年創業の老舗青果店です。もともとは一般の商店が扱うことができない促成野菜(料亭などでさしみなどにあしらわれて出される特殊なもの)を取り扱っていました。

 

のれんの文字は金沢の山出市長の手によるもの

のれんの文字は金沢の前の市長・山出氏の手によるもの

実はここの4代目・小畑文明さんが「加賀野菜」プロジェクトの仕掛け人の一人なのです。加賀野菜の専門家として石川県の観光スペシャルガイドにも任命されています。

 

加賀野菜を練りこんだ加賀彩麺

加賀野菜を練りこんだ加賀彩麺

このため、加賀野菜への思いはひとしお。多くの人たちに知ってもらいたいと加賀野菜を練りこんだうどんやコロッケなど加賀野菜を使った商品なども考案しました。

歴史から始まり料理の方法まで加賀野菜について幅広く気さくに教えてもらえますよ。



 

人気のさつまいも「五郎島金時」

人気のさつまいも「五郎島金時」

ところで 小畑さんによると、観光客にも有名な加賀野菜は「加賀れんこん」とさつまいもの「五郎島金時」だそうです。特に「五郎島金時」は水分が少ないため甘味が強く、地元の人たちにも根強い人気です。そのおいしさの秘密は「ケアリング」という温度調節をほどこした貯蔵方法にあります。

ちなみに調理したほくほくしたさつまいもの食感を金沢弁で「こぼこぼ」と言います。小畑商店ではこの五郎島金時を使ったコロッケも販売しています(加賀れんこん、打木赤皮甘栗かぼちゃなども)。

株式会社小畑商店
住所:石川県金沢市青草町88(近江町市場)
TEL:076-231-2532
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜・祝日
アクセス:金沢駅からバスで約5分武蔵ヶ辻下車すぐ・エムザ口から入って左手3軒目

加賀野菜の生産量は全国に流通できるほど多くありません。ぜひ金沢に足を運んで旬のときに旬の加賀野菜を食べてみてはいかがでしょうか。加賀野菜から学ぶことは多々ありそうです。

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