1. 新大阪駅(8:30)
JR東京駅から始発(6:00前後)の新幹線「のぞみ」に乗れば、JR新大阪駅には8:30頃に到着します。JR新大阪駅は大阪の「陸の玄関口」ですが、ここからまずは大阪市営地下鉄の御堂筋線「新大阪駅」に乗り換えます。目指す場所は大阪城最寄り駅の「天満橋駅」です。2. 大阪城(9:00~10:30)
大阪城天守閣です。春の桜のシーズンはオススメですが、真冬2月で年に1度ぐらいは雪が積もるときがあります。そのときの大阪城は言葉にできぬほどの美しさです |
やはり大阪の観光スポットとして大阪城というのは欠かせません。天下人となった豊臣秀吉が築城した初代大坂城は大坂の陣で炎上。徳川政権時代に2代目が再建されますが、それも落雷で焼失。現在の3代目大阪城は、じつは昭和初期に、大阪市民の寄付によって作られた「大阪市民が作った天守閣」です。お上や政府のハコモノ行政ではなくて、市民自らが寄付金を集めて天守閣を作ったところに、大阪らしさが伺えます。近代建築物で、中にはエレベーターがあって、お城というよりは歴史ミュージアムとなっていますが、天守閣からの眺めは素晴らしく、大阪平野を一望できて、まるで自分が天下人になったような気分が味わえます。ここではぶらぶらと散策したり、お城グッズ、戦国武将グッズを物色したりして、次の目的地へと向かいましょう。
3. 道頓堀(11:00~13:00)
大阪城天守閣から次は大阪ミナミ・道頓堀に向かいます。ここで地下鉄を利用するのもいいのですが、ガイドのオススメは大阪水上バスの水都号アクアmini。大阪城と道頓堀を約50分かけて結ぶというクルーズですが、クルーズのガイドさんのおもろい大阪の雑学話を聞きながら、水の都・大阪を満喫できます。水辺の遊歩道とんぼりリバーウォークに到着すれば、そこは、くいだおれの町・道頓堀。カニやらフグやら陸上選手やらの看板が乱れ飛んでますが、ここで昼食を取って、さっそく、次の目的地・通天閣へ急ぎましょう。
4. 通天閣・新世界(13:30~15:00)
言わずと知れた新世界の通天閣。「凱旋門とエッフェル塔を足した」という独特の外観は「ええとこどり」の大阪人の発想を如実に表しています |
通天閣は高さ100メートルの展望タワーで、屋上には愛らしいビリケンさんがいることで知られています。足の裏を指でくすぐってやると喜んで願いごとをかなえてくれる、という不思議な神さまですが、絶大な御利益があるようで、大勢のお客さんがくすぐるので、足の裏がごっそりと凹んでいます。ビリケンさんに願掛けしたあとは、通天閣界隈の新世界を周遊して、串カツ屋などを巡るのも良いでしょう。もちろんソースは二度付け禁止!です。