お得で賢いエアチケットの選び方
パッケージツアーなら航空券の予約手配はすべて旅行会社がやってくれるので心配はありませんが、個人旅行をする場合は、国際線航空券を自分自身で手配しなくてはなりません。格安航空券の相談カウンターを設けるHISの店内 |
目的地までの間にいくつかの都市に立ち寄るなど、複雑な経路でスケジュールを立てているひとは、一度、格安航空券を扱う旅行会社のカウンターで相談をするとよいでしょう。あわせて、目的地に就航する航空会社のホームページにインターネットで直接アクセスし、事前に、正規運賃などをチェックしておくようにします。
確実に予約を押さえて、少しでもお安く利用したいということであれば、航空会社の正規運賃チケットがおすすめ。航空会社のホームページを開くとわかるように、ネット割引や早期割引などがあり、充実しています。まずは、キャンセル料が発生する日をチェックして、残席がわずかのときには、取り急ぎ予約だけでも入れてしまうのがよいでしょう。そこからじっくり、他社エアラインの料金や格安航空券をチェックすればよいのです。
インターネットで購入するときには、クレジットカード決済が基本です(なかには一部、銀行振込やコンビニ払いなどができる航空会社もあります)。カード決済にすると、さらに割引になるケースもあります。航空会社のホームページに掲載される支払い方法をよく読んで、購入するとよいでしょう。
旅行会社を通すときのメリット
航空会社のゼロコミッション制で旅行会社の対応にも違いが |
しかし、旅行会社を通して手配した場合、ホテルなどの宿泊施設手配はもちろん、観光コースの相談や陸上手配など、持てるノウハウでメリットを与えてくれます。旅行会社の門戸を叩くことで、新たな発見もあるでしょう。インターネットによる旅行相談には限界があります。クチコミなどに惑わされず、自身の判断基準を大切にしたいのであれば、旅行会社の窓口を訪ねてみるのもよいでしょう。
ローコストキャリアを利用する
LCCの台頭で空の勢力図も塗りかわる |
今後は規制緩和を受け、こうした海外のLCCが日本の各地に就航することになるでしょう。また、従来の大手エアラインも、LCCを別会社で組織・運営するなどの方向転換が進むことでしょう。LCCは、インターネットやフリーダイヤルによる直販が基本で、空港以外に予約カウンターや販売窓口を持ちません。わたしたちは航空会社に対してダイレクトで予約を行うので、格安でかつ結果が早く出るというメリットがあります。
インターネットでのLCC予約には注意点がいくつかあります。日本語ページが少なく、乗継ぎ便などは英語や現地公用語での表示が一般的。またアクセスが集中することから、予約画面や決済画面が瞬時に変わる、画面がローディングしない等の不具合も。予約がとれたら、必ずプリントアウトするようにしましょう。