2003年解散総選挙
グラフ:2003年10月、小泉政権解散総選挙時の日経平均 |
小泉首相が2003年10月10日に構造改革を訴え、衆議院を解散、10月28日公示、11月9日投票という日程で選挙が行われました。結果は自民・公明党は過半数を確保したものの、民主党が大きく議席を伸ばす結果となりました。 その間、株価はどう反応したのでしょうか?
上のグラフは2003年の衆院選の頃の日経平均株価です。
2003年8月末の日経平均は10,343.55円でした。その後衆議院が解散された10月10日には、小泉内閣による構造改革に期待感を背景に日経平均は10,786.04円(前日比プラス254.6円)まで上昇しました。
その後、日経平均は10月23日に10,335.16円(前日比マイナス554.46円)まで下落、選挙公示日の10月28日は、10,561.01円(前日比106.89円)となりました。
選挙を週末に控えた11月7日は、10,628.98円(前日比プラス76.68円)と上昇し、選挙明けの月曜日、11月10日には日経平均株価は10,504.54円(前日比マイナス124.44円)と前日比で下落する動きとなりました。
選挙後、年末までの日経平均株価は11月17日に9,786.83円(前日比マイナス380.23円)と10,000円を割り込み、その後は年末にかけ緩やかに上昇、2003年12月末の日経平均は10,676.64円となりました。
それでは「選挙と株価 -その1- 」の事例と実際に比較してみましょう!次ページへ
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