株の売買は何時から何時まで出来るの?
株の売買が行われる証券取引所の時間は基本的に、午前9時から11時(前場といいます)、午後12時半から午後3時です(後場といいます)。また午後3時10分まで取引できる市場もあります。その時間内に実際の注文は執行されます。ただネット証券を使用する場合、例えば夜中に<7203>トヨタ自動車を100株買うと、あらかじめ注文を予約して出しておくことも可能です。
自分が注文を出す時間はいつでもOKです。ただし、実際に株の売買が行われるのは午前9時から午後3時の間だと覚えておいてください。
株はどうなったら上がるの?どうなったら下がるの?
株価を動かす要因は一般的に以下の3つです。一つは、「景気」です。一般的に日本や世界の景気が良くなれば、株式を発行している企業の業績もよくなり、必然的に利益も増えます。よって企業の価値が向上し株価を上げる要因と考えられます。
二つめは企業の「業績」です。
業績の上方修正や新商品の発表、他社の買収の発表など、個別企業に関するニュースが出た場合、企業の業績を向上させるものと判断される場合、株価は上昇します。ただ、本質的に株価にインパクトを与えるニュースは多くはありません。ニュースが出たからといって買ってしまい、痛い目を見る可能性もあります。そのニュースが企業の価値を向上させるものかどうか判断する目を養ってくださいね。
三つめは「需要と供給」です。
需要とは、株を買いたいと思っている人がどれくらいいるかです。供給とは、株を売りたいと思っている人がどれくらいいるかを示します。今後、株を買いたいと思っている人が、売りたいと思っている人より多ければ、株価が上がる要因になりますし、逆に買いたい人よりも売りたい人の方が多ければ、株価が下がる要因になります。
簡単にいえば、株価を動かす要因は、「景気」、「個別企業の業績・ニュース」、「需給」だと覚えてください。
新聞やインターネット、そして普段の生活に株式投資のヒントが隠されています |
普段から新聞やインターネットで情報を集めたり、ショッピングなどで売れ筋の商品を販売している会社名や、デパートのお客さんが増えているのか、減っているのかで景気の良し悪しや、今後伸びそうな企業を見つけるヒントになります。
ぜひ普段の生活から「株式投資のヒント」を見つけ出してください。